昨年九月場所大の里が横綱初優勝して以来5場所連続横綱優勝なし
状態が続いている。豊昇龍・大の里の2横綱がいながら、これは異
常である。この間両横綱の成績は以下である。
大の里 11勝ー10勝ー0勝途中休場ー全休ー9勝
豊昇龍 12勝ー10勝ー11勝ー0勝途中休場ー7勝途中休場
豊昇龍が昨年十一月場所12勝をあげた以外は優勝争いさえできてい
ない。優勝次点にもなっていない。
両横綱はまだ引退間際の年齢ではない。では一時的な下降期なのか。
どんな横綱にもそんな時期がある。双葉山は「信念の歯車がくるっ
た」と言った。千代の山は横綱返上問題をおこしている。大鵬は5
場所連続休場に陥った。

では両横綱は再起できるか。そう簡単にはいかない。双葉山は滝に
うたれ、大鵬は土にまみれて稽古した。豊昇龍はひざの手術をした
ため不安がつきない。二所ノ関(元稀勢の里)が夏巡業の大の里の
稽古を視察した。大の里が再起するには稽古しかない。自分の相撲
を取り戻すしかない。
昭和の初期に11場所連続横綱優勝なしという記録がある。内訳は大
関5場所、関脇1場所、小結2場所、平幕2場所、別席1場所であ
る。ただし、このうち7場所は横綱不在であった。2場所は大阪横
綱宮城山の一人横綱であった。こうした特殊事情の上でのことであ
った。なお、この間玉錦が4回優勝している。
こんにちは、dohyounomokugekisya さん

横綱の使命は優勝であると言ったのは北の湖である。大の里は横綱
優勝が1回である。これでは物足りない。豊昇龍が万全でないだけ
にどうしても期待は大の里にいく。大の里はとにかく猛稽古するこ
とである。自分ができる限りの全ての努力を尽くしたならば、後は
天命に任せればいい。