五月場所、大の里全休のなか豊昇龍への期待が高まった。だが、思
わぬケガで2日目から休場した。横綱で3回目、通算8回目にあた
る。通算休場回数はけっこう多いのである。豊昇龍の休場を振り返
ってみよう。なお、休場数に不戦敗を含んでいる。
最初の休場は十両時代である。十両4場所目千秋楽に不戦敗で休場
している。2回目は幕内7場所目である。途中休場して再出場して
いる。このときは1不戦敗2休であった。

関脇のとき1不戦敗で翌日から出場するという珍記録を残している。
1日休場は不戦敗だけで「や」がつくことはない。第1号は大内山
で、琴勇輝が2度経験している。豊昇龍は大関在位9場所であるが、
その間2度休場している。いずれも終盤で1不戦敗1休、1不戦敗
2休であった。豊昇龍の五月場所までの休場数は不戦敗を含め41で
ある。
若隆景は6回休場している。令和3年一月場所のコロナ部屋ごと休
場は含んでいない。三段目付出でデビューしたが、最初の休場は新
入幕の令和元年十一月場所になった。右足部ショパール関節脱臼で
1不戦敗10休となった。2場所かかって幕内に復帰した。

若隆景といえば右前十字靱帯損傷、右外側半月板損傷、骨挫傷、右
外側側副靱帯損傷のため、4場所連続休場している。3場所は全休
で幕下まで番付を下げている。幕下2場所、十両2場所かかって幕
内に復帰している。直近の休場は今年の三月場所であった。若隆景
は不戦敗を含み休場60に及んだ。
休場はなるべくしたくない。「超ベテラン高安・玉鷲の比較」で触
れたが、高安の16回休場及び不戦敗を含む休場151には近づきたく
ない。