強豪関脇安芸乃島を分析 下

平成9年~11年(29歳~32歳)
18場所中小結4場所、関脇1場所であった。上位にいなかったのは
2場所である。そのうち1場所は公傷だから安芸乃島はまだ健在と
いっていい。横綱戦は曙、大関戦は武蔵丸というのが平成11年後半
あたりから変化した。武蔵丸が横綱に昇進し、千代大海が大関にあ
がってきた。

横綱戦は2勝9敗、大関戦は2勝15敗と勝てなくなってきている。
上位では109勝108敗8休であった。三賞は技能賞3回、殊勲賞・敢
闘賞を各1回受賞している。これが最後の三賞となった。通算では
殊勲賞7回、敢闘賞8回、技能賞4回で計19回は最多三賞記録保持
者になった。

平成12年~15年(32歳~36歳)
安芸乃島の晩年期である。平成11年十一月場所、3勝12敗で番付を
下げてのスタートとなった。21場所中、小結1場所、上位にいなか
った場所は12場所に及んだ。この時期上位の成績は33勝42敗であっ
た。横綱戦は1勝9敗、大関戦は9勝26敗であった。

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親方時代
親方時代

最後は幕尻で負け越して引退した。平成15年五月場所のことであっ
た。千秋楽は不戦敗であった。優勝がなかったことが惜しまれる。

通算幕内上位成績は434勝433敗20休であった。横綱戦は24勝54敗、
大関戦は47勝82敗であった。関脇12場所小結15場所務めた。金星16
個は史上最多である。強豪関脇にふさわしい数字を残した。引退後
は年寄藤島→千田川を経て元前の山の高田川部屋を継いで後進の指
導にあたっている。

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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