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定義・加算・歴代ランキング
十両では炎鵬の人気が凄い。ケガで番付を下げ、序ノ口から這い上
がった苦労人である。時には重量級に押しつぶされることがある。
しかし、体重差に圧倒されるだけではない。動いての逆襲もある。
8日目の風賢央戦がまさにそうした相撲である。圧倒され、前に出
られ、窮地の中逆転のすくい投げで決めた。炎鵬は4勝4敗の五分
にした。
1敗安青錦は隆の勝と対戦した。安青錦は低く攻め隆の勝が土俵を
わったあと突き落としに出た。安青錦ははでにころがり土俵下に転
落した。観客のなかには安青錦が敗れたと思った方が筆者の周辺に
けっこういた。行司のうちわは安青錦でそのまま勝ち名乗りを受け
た。周辺の観客は唖然としていた。

もう一人の1敗霧島は関脇熱海富士とぶつかった。8日目最大の好
取組である。しかし相撲は終始霧島が攻め立て圧勝した。それでも
霧島の横綱は簡単ではない。5場所の安定感をみるべきと言ったの
は玉の海梅吉氏である。年6場所時代の提言であった。安易な横綱
づくりは自らの見解の浅さを露呈している。

2敗豊昇龍は大栄翔と組まれた。大栄翔はかつて関脇以下最強の時
期があった。残念ながらそのときより力は落ちてきている。三役に
戻れないでいる。相撲は、豊昇龍が攻め切って完勝した。決まり手
は押し出しである。

大の里は王鵬と結びで対戦した。大の里はパワーで圧倒して寄り切
った。まったく王鵬を問題にしなかった。いまや何の迷いもなく自
分の相撲を取り切っている。これがもっと早くでていればと悔やま
れる。3敗ではあるが、優勝戦線をかきまわしてほしい。