MENU

関脇以下同士の優勝決定戦 下

令和元年九月場所、関脇御嶽海と関脇貴景勝との間
で優勝決定戦がおこなわれた。御嶽海は7場所前に
初優勝しているが、それを生かして大関につなげる
ことはできなかった。この場所で16場所連続小結関
脇在位を記録している。実力者であることは間違い
なかった。

<御嶽海>

一方の貴景勝は大関に昇進したものの連続休場で転
落して迎えた場所であった。大関在位はわずか2場
所であった。すでに10勝以上あげ、大関に戻れる成
績をあげていた。小結のとき、1度優勝を経験して
いた。

<貴景勝>

この場所白鵬・鶴竜の両横綱は途中休場していた。
大関高安は全休。フル出場した大関豪栄道は10勝5
敗、大関栃ノ心は6勝9敗で負け越していた。

本割で両力士は中日対戦して貴景勝が勝っていた。
千秋楽、貴景勝は平幕3敗の隠岐の海と対戦して押
し出しで勝っている。優勝決定戦は御嶽海があたり
勝って寄り切りで2回目の優勝を達成した。貴景勝
はあたった瞬間どこか痛めたようだった。

筆者のマス席の近くで御嶽海母がいた。大喜びの姿
が目にはいった。

<御嶽海と貴景勝の優勝決定戦>

このあと関脇以下同士の優勝決定戦は3回あった。
令和4年三月場所 関脇若隆景対平幕高安
令和5年三月場所 関脇霧馬山対小結大栄翔
令和5年七月場所 関脇豊昇龍対平幕北勝富士

以上は記憶に新しいのでここでは触れない。それに
しても昭和と平成で2回だった関脇以下同士の優勝
決定戦がまだ5年しかたっていない令和で4回も実
現している。きたる九月場所は1横綱3大関で迎え
る。混迷の時代を脱却できるかが注目点になる。

(この項目終わり)

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次