2016年九月場所– tax –
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場所の総括と番付
九月場所総評
★大相撲人気に関して九月場所はこれ以上ないところまできてしまった。場所が始まる前にすべてのチケットの完売はなかったことである。これだけ人気があると日本人横綱にこだわる必要性があるのか、という声まである。ただし、協会窓口販売を縮小した今の販... -
本場所レポート
■秋千秋楽 豪栄道の今後
優勝が決まった千秋楽は、もうひとつ盛り上がりに欠ける。また、昨日、優勝をかけた死闘の余韻を引きずっているわけでもない。この日の見所は豪栄道の全勝優勝がなるか否か、その1点である。対戦相手は大関琴奨菊。馬力相撲である。予想は7-3で豪栄道... -
本場所レポート
■秋14日目 変身豪栄道が初優勝
14日目、豪栄道の対戦相手は魁聖ではなく、玉鷲であった。しかし、どちらがきても今の豪栄道の敵ではない。豪栄道はあっさり玉鷲を退け、見事悲願の初優勝を達成した。大関13場所目のことであった。<豪栄道と玉鷲の立ち合い> 豪栄道は大関としてこ... -
本場所レポート
■秋13日目 豪栄道の独走を許したある差
13日目のメインは横綱日馬富士対大関豪栄道戦である。日馬富士10勝2敗、豪栄道12勝と2差ある。豪栄道が勝てば優勝が大きく近づく。というより事実上の優勝確定に近い。日馬富士が勝てば豪栄道の全勝にストップをかけるとともに、優勝争いの興味をつなぐ... -
本場所レポート
■秋12日目 豪栄道2つの可能性
12日目は朝から激しい雨が降っていた。出かけるのを躊躇するような雨だが、万難を排して国技館へ出かけた。これまでも大雪、台風はもちろん、鉄道沿線の民家の火事まであったが、すべて出かけた。<豪栄道対鶴竜1> この日から豪栄道の横綱戦が始ま... -
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■秋11日目 予想外の展開となった優勝戦線
終盤戦最初の日、優勝に大きく関る大勝負2番が組まれた。まず、全勝豪栄道と2敗稀勢の里の対戦。この勝負圧倒的パワーで稀勢の里有利と思われた。事実稀勢の里は突き押しで攻め立てた。当然豪栄道は後退する。しかし、予想をはるかに超えて豪栄道は持ち... -
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■秋10日目 優勝の権威
中盤戦最終日の10日目は2敗同士のサバイバルとなった。まず、高安対隠岐の海戦。立ち上がって左四つ。両者上手が取れない体勢。高安下手投げで揺さぶる。様子を窺う両力士。高安が機を見て寄り立てて高安の勝利となった。隠岐の海は勝機をつかもうという... -
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■秋9日目 取組の谷間
この日、全勝豪栄道は碧山を、1敗日馬富士は栃煌山を退けて全勝及び1敗を守った。2敗組では、稀勢の里は千代鳳を、琴奨菊は宝富士を、高安は大関照ノ富士に勝って2敗を維持した。ただ、隠岐の海は魁聖に敗れ、2敗に後退した(上位限定)。<遠藤は蒼... -
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■秋8日目 場所のゆくえ
豪栄道は動きの速い嘉風に惑わされず、落ち着いてさばいて全勝。予想をはるかに超える活躍ぶりである。稀勢の里の対戦相手は、先場所紙一重で勝った妙義龍。動きまわりながら攻めてくるとやっかいである。こちらも相手の動きに合わせず、自分の相撲を取り... -
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■秋7日目 豪栄道対隠岐の海 全勝決戦を斬る
豪栄道は横綱・大関全員と対戦する地位で12勝3敗が3回ある。関脇時代2回、大関時代1回である。豪栄道はこの成績が最高である。しかし、いずれも初日からの6連勝はない(関脇で11勝をあげたとき8連勝をしたことがある)。隠岐の海も初日から6連勝は... -
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■秋6日目 早いか遅いか大関初優勝
豪栄道は難敵高安と対戦し、攻防激しく熱戦となった。危なげなく落ち着いた取り口で最後は寄り切った。豪栄道はこれで6連勝と好調である。カド番だが、白鵬不在の場所ではまさかの線もありえる。稀勢の里は自分の相撲を取り戻しつつある。力をつけてきて... -
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■秋5日目 相撲の安定度ナンバー1は誰
序盤戦5日目にして、横綱大関陣は初めて安泰だった。稀勢の里は横綱・大関戦が初の貴ノ岩相手に落ち着いて相撲を取った。突き押しから左四つ、上手も取り、万全の体勢で寄り切った。初日から要注意の対戦相手が続いたが、ようやく新鋭になり、完勝した。... -
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■秋4日目 隠岐の海の横綱・大関総なめはあるか
波乱は4日目にして収束に向かいつつある。稀勢の里は連日厭な対戦相手が続く。今日は、動きの速い嘉風で要注意な対戦相手である。稀勢の里は相手に合わせて動かず、土俵際で一蹴した。張り詰めた緊張感は感じられなかった。稀勢の里はのびのび相撲を取っ... -
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■秋3日目 2敗稀勢の里に残された道
波乱の幕開けの九月場所の波乱は止まらない。3日目にして、大関以上で全勝はカド番の豪栄道ひとり。土俵がどうにもしまらない。白鵬のような絶対的王者が不在になると、安定度は確実に落ちる。思えば昨年の九月、白鵬途中休場の場所は、12勝3敗で鶴竜と... -
本場所レポート
■秋2日目 明暗分けた注目の3番
○稀勢の里対栃煌山前日1敗した稀勢の里の対戦相手は、先場所負けている栃煌山である。厭な相手である。先場所は動いての攻防のなかで負けただけに、今日はつかまえにいくのではと予想した。しかし、稀勢の里は予想を超え、突き押しで攻め立て一気に勝負を... -
本場所レポート
■秋初日 稀勢の里の惨敗は当然だった
初日は波乱の幕開けになった。照ノ富士の敗戦は驚くほどのことはないが、横綱鶴竜が苦手栃煌山に完敗。なかでも横綱候補の稀勢の里が初日早々隠岐の海に敗れ、黒星スタートとなった。重苦しい雰囲気が国技館内を支配した。稀勢の里惨敗の真因はどこにあっ... -
観戦と楽しみ方
九月場所チケットネット事情
大相撲のチケットはついに3日目のマス席Cのみを残し、完売状態である。その3日目のマス席Cは残りわずかの30マスある(9月5日16時45分現在)。ではほかの日は完全に購入できないかというとそんなことはない。ネット販売ではまだまだ購入チャンスはあ... -
コラム・論考
九月場所番付 地位と実力の不一致
九月場所の番付が発表された。違和感が横綱・大関にある。まず、先場所休場した鶴竜である。本当に横綱の力があるのだろうか。横綱在位14場所。横綱としての優勝は1回しかない。13勝以上の成績となると、ただの1度もない。横綱としての存在感を示せない... -
観戦と楽しみ方
九月場所チケット事情その後
九月場所のチケットの売れ行きは快調である。実は発売初日の翌日である8月7日、一刻も早く売れ行きを見るために、暑い中国技館へ出かけてみた。7日間ある土日、祝日は完売であった、13日目の平日もない。マス席は前半も含め、残りわずかが目立つ。イス... -
観戦と楽しみ方
続九月場所チケット事情
チケット発売の当日、いつもと違った場所を訪れてみた。相当がんばれば東京への通勤圏になる所である。チケットぴあは駅から十分(じゅうぶん)という距離にある。歩けば30分だが、なれない道の分だけ余分に時間がかかる。チケットぴあがあるビルにようや... -
観戦と楽しみ方
九月場所チケット事情
本日は整理券配布の日である。国技館窓口は今回も12時発売開始である。にも関わらず、6時40分時点で並んでいる列は、南門を通り越して数メートル伸びたところまで来ていた。自由席通し券は50セットであるのにこの並びであった。整理券は7時から配布され...
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