大相撲

■秋千秋楽 豪栄道の今後

2016年9月25日

優勝が決まった千秋楽は、もうひとつ盛り
上がりに欠ける。また、昨日、優勝をかけた
死闘の余韻を引きずっているわけでもない。
この日の見所は豪栄道の全勝優勝がなるか
否か、その1点である。

対戦相手は大関琴奨菊。馬力相撲である。
予想は7-3で豪栄道有利とみた。相撲は、
琴奨菊が一瞬先手を取って前に出るが、
豪栄道踏みとどまり四つに組んで逆襲に出て
あっさり15戦全勝優勝を達成した。
160925千秋楽幕内・表彰 509
<琴奨菊を倒して全勝優勝を達成した豪栄道>
 
今まで初優勝で15戦全勝優勝した力士は、
吉葉山・隆の里・大乃国・武蔵丸と4人しか
いない(横綱・大関との対戦のない平幕優勝は
除外)。吉葉山は全勝優勝後横綱に昇進した
が、優勝は1回で終わった。大乃国はこの後
2場所好成績を続け、横綱に昇進した。しかし、
横綱昇進後は不振が多かった。隆の里・武蔵
丸は全勝優勝を横綱昇進に直結させることは
できなかった。豪栄道がたどる道はどれか。
あるいはまったく別な道になるのか。年齢的に
時間はそれほどあるわけではない。
160925千秋楽幕内・表彰 692
<賜杯を受けた豪栄道>
 
カド番で全勝優勝は史上初である。これまで
カド番で優勝した力士は6人いる。初代貴ノ
花、小錦、2代目貴ノ花、魁皇、千代大海、
琴欧洲である。このなかで横綱に直結した
優勝がない。最高位が大関の力士がほとんど
である。これは気になる。むろん連続優勝も
ない。カド番で全勝優勝は単発優勝に終わる
怖れがある。豪栄道は果たしてこのジンクスを
くずせるだろうか。

来場所は白鵬が土俵に戻ってくる。立ちふさ
がる絶対王者に変身豪栄道が挑む場所になる。
豪栄道の今後は次の場所で決まる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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