★大相撲人気に関して
九月場所はこれ以上ないところまできてしま
った。場所が始まる前にすべてのチケットの
完売はなかったことである。これだけ人気が
あると日本人横綱にこだわる必要性がある
のか、という声まである。ただし、協会窓口
販売を縮小した今の販売法のままでは、
ネットダフ屋に食い物にされる。チケットに
関して、協会関係者はファンの中に入って、
どういう方法がいいか直接生の声を聞くべき
である。
完売はなかったことである。これだけ人気が
あると日本人横綱にこだわる必要性がある
のか、という声まである。ただし、協会窓口
販売を縮小した今の販売法のままでは、
ネットダフ屋に食い物にされる。チケットに
関して、協会関係者はファンの中に入って、
どういう方法がいいか直接生の声を聞くべき
である。
★初優勝の豪栄道について
誰も豪栄道の優勝、15戦全勝を予想できなか
った。予想をはるかに超えるぶっ飛んだ結末
だった。豪栄道は力強い積極的な攻撃相撲に
終始した。馬力負けすることもなく、離れて
の突き合い押し合いでも一歩も引き下がらず、
対応した。変身豪栄道が栄光を勝ち取った。
★豪栄道の横綱はどうなる
琴奨菊が初優勝後もうひとつの現状をみると、
楽観はできない。来場所優勝で横綱というの
も、これまでの経緯、先場所は7勝、その前
は9勝だったことからいうと性急過ぎる。2場
所だけの成績で決めると判断を誤る恐れが
所だけの成績で決めると判断を誤る恐れが
ある。
★優勝をのがした横綱陣は
日馬富士は取りこぼし過ぎた。豪栄道に2差
をつけられては、仮に直接対決で勝っても
追いつかなかった。鶴竜はもはや横綱の力は
ない。
追いつかなかった。鶴竜はもはや横綱の力は
ない。
★10勝に終わった稀勢の里について
稀勢の里は様変わりが必要。出稽古の仕方、
特に横綱との徹底した稽古。メンタルの強化。
双葉山が信念の歯車がくるったといって滝に
打たれたことがあった。稀勢の里なりの精神
的強化が求められる。後は横綱経験者にアド
バイスを求めることである。
バイスを求めることである。
★4勝照ノ富士の今後は
照ノ富士は徹底的に治療したほうがいい。
今のままでは白星配給王になってしまう。
栃ノ心は休場して、幕下まで落ちたが、
4場所連続優勝(幕下2場所・十両2場所)
で復活した。中途半端のままでは、強さは
復活しない。
今のままでは白星配給王になってしまう。
栃ノ心は休場して、幕下まで落ちたが、
4場所連続優勝(幕下2場所・十両2場所)
で復活した。中途半端のままでは、強さは
復活しない。
★活躍した上位陣
関脇以下で、横綱・大関全員と対戦して、勝
ち越したのは敢闘賞の高安、殊勲賞の隠岐の
海の2人のみであった。両力士は奮闘し、大
いに土俵をわかせた。三賞にふさわしい存在
価値を示した。
★取組編成に関して
好調遠藤は、ついに横綱・大関戦が組まれ
なかった。これは取組編成のミスである。
それともいかに遠藤が好成績をあげても、
しょせん幕内Bクラスでの成績だと割り
切っているなら別だが。幕内Bクラスは
優勝に値しないし、優勝と認めないという
なら何もいわない。
なかった。これは取組編成のミスである。
それともいかに遠藤が好成績をあげても、
しょせん幕内Bクラスでの成績だと割り
切っているなら別だが。幕内Bクラスは
優勝に値しないし、優勝と認めないという
なら何もいわない。
★宇良の負け越しについて
宇良は入門以来初の負け越し。宇良の相撲は
覚えられてきた。また相手に脅威を与えない。
もう一歩進んだ工夫・力が必要になってきた。
相撲の技は相手に圧力をかけるのがセオリー
である。反り技はこれに反する。反り技にこだ
わる必然性はない。
わる必然性はない。
★そのほか気がついたこと
立ち合いのやりなおしは、しらける。場合に
よっては手の内をさらけ出すかけ引きに使わ
れかねない。腰を割ったときに相手の目を
見てあわせることが第一段階。手はつくもの
ではなく、おろすものである。腰を割れば手は
見てあわせることが第一段階。手はつくもの
ではなく、おろすものである。腰を割れば手は
自然におりる。これが第二段階である。
★最後に場所の採点をすると
以上を総合すると70点。
場所の疲れが出ましたが、休んでいる
暇はありません。
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よしなに
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