大相撲

■秋12日目 豪栄道2つの可能性

2016年9月22日

12日目は朝から激しい雨が降っていた。出か
けるのを躊躇するような雨だが、万難を排し
て国技館へ出かけた。これまでも大雪、台風
はもちろん、鉄道沿線の民家の火事まであっ
たが、すべて出かけた。
160922十二日目幕内 551
<豪栄道対鶴竜1>
 
この日から豪栄道の横綱戦が始まった。まず、
鶴竜戦。鶴竜は手順よく運んだら必勝パター
ンだが、豪栄道は嫌って突き押しの探りあい
になった。その中から鶴竜のはたきにつけい
って豪栄道の勝利となった。豪栄道は12連勝
で後続に2差をつけたまま、優勝争いのトッ
プを走る。
160922十二日目幕内 561
<豪栄道対鶴竜2>
 
豪栄道の優勝がかなり濃厚な状況である。さ
らにもう一歩進んで、豪栄道は15戦全勝優勝
ができるか。カギを握るのは13日目に対戦す
る日馬富士である。これに勝てばかなり濃厚
になる。日馬富士はそうはいくかいと立ちふ
さがる。
160922十二日目幕内 564
<豪栄道対鶴竜3>
 
大鵬は世代が違う新勢力の横綱北の富士、玉
の海の全勝優勝に立ちふさがってきた。そん
なに簡単に全勝優勝はさせない、という大鵬
の意地だった。結局北の富士、玉の海が全勝
優勝を達成したのは大鵬の引退後であった。
日馬富士に大鵬の役割ができるか。13日目の
注目はこの1点につきる。
160922十二日目幕内 566
<豪栄道対鶴竜4>
 
仮に豪栄道が優勝するとなると、来場所の横
綱問題はどうなるか。今場所の豪栄道の相撲
はそつのない相撲を取っているが、横綱とな
ると簡単ではない。現に琴奨菊の初優勝後は
8勝に終わっている。しかし、かつての琴桜
のように突然変異的に2場所連続優勝して横
綱に昇進した例がある。それだけに、豪栄道
に可能性がないとはいえない。すでに今場所
の相撲ぶりが今までの豪栄道ではない。

残り3日間、そして来場所豪栄道は答を出す。

祝日のため帰宅の電車が混まないのがいい。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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