初日は波乱の幕開けになった。照ノ富士の
敗戦は驚くほどのことはないが、横綱鶴竜が
苦手栃煌山に完敗。なかでも横綱候補の
稀勢の里が初日早々隠岐の海に敗れ、黒星
スタートとなった。重苦しい雰囲気が国技館
内を支配した。稀勢の里惨敗の真因はどこに
あったのか。
稀勢の里が初日早々隠岐の海に敗れ、黒星
スタートとなった。重苦しい雰囲気が国技館
内を支配した。稀勢の里惨敗の真因はどこに
あったのか。
初日は誰しも久々の土俵で緊張する。横綱・
大関も例外ではない。重ねて、稀勢の里は
今度こそやらねばという意気込み、早く勝ち
たいあせり。そうした心の整理がつかぬうちに
今度こそやらねばという意気込み、早く勝ち
たいあせり。そうした心の整理がつかぬうちに
体勢不十分のまま攻め立てた。これでは勝て
るわけがない。稀勢の里の惨敗は当然だった。
問題は2日目以降である。初日の敗戦を引き
ずるのか、それとも払拭するのか。これまで
横綱昇進直前の場所で初日に負けながら、
横綱をつかみ取った力士が6人いる(15日
制)。
横綱をつかみ取った力士が6人いる(15日
制)。
鏡里14勝1敗優勝
栃錦14勝1敗優勝
柏戸12勝3敗
栃ノ海13勝2敗
三重ノ海14勝1敗
千代の富士14勝1敗優勝
相撲にかける執念が凄かった栃錦をはじめ
横綱をあきらめなかった力士たちである。
横綱をあきらめなかった力士たちである。
中には横綱挑戦場所になるとは思わず、
結果的に横綱になった力士もいる。稀勢の里
に彼らの真似はできるのか。
結果的に横綱になった力士もいる。稀勢の里
に彼らの真似はできるのか。
初日だけ見て判断するのは、判断材料として
不足しているかもしれないが、七月場所の
延長のような気がする。七月場所はけして
横綱を狙う勢いや無敵ぶりからは遠かった。
紙一重で勝った妙義龍戦、内容的には圧倒
された白鵬戦。完敗の日馬富士戦。以上が
七月場所の稀勢の里であった。
延長のような気がする。七月場所はけして
横綱を狙う勢いや無敵ぶりからは遠かった。
紙一重で勝った妙義龍戦、内容的には圧倒
された白鵬戦。完敗の日馬富士戦。以上が
七月場所の稀勢の里であった。
だとしたらこれからの稀勢の里は苦しい展開
になる。初日の1敗は単なる1敗でなく、優勝・
横綱が遠くなる1敗の恐れがある。
横綱が遠くなる1敗の恐れがある。
雨が降らなくてよかった。
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よしなに
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