大相撲

■秋2日目 明暗分けた注目の3番

2016年9月12日

○稀勢の里対栃煌山

前日1敗した稀勢の里の対戦相手は、先場所
負けている栃煌山である。厭な相手である。
先場所は動いての攻防のなかで負けただけに、
今日はつかまえにいくのではと予想した。
しかし、稀勢の里は予想を超え、突き押しで
攻め立て一気に勝負をつけた。

心理的には、今日はなおさら負けられないと
いう思いから、緊張があるのではと踏んだが、
それも感じさせなかった。予想を超える相撲
が取れた稀勢の里は、まずは一安心。今後は
動きの速い嘉風、パワー負けしない碧山戦が
要注意である。

○日馬富士対嘉風

先場所優勝した日馬富士の2つの黒星のうち
の1つが嘉風によるものである。さらに対戦
成績でも負け越している。先場所は嘉風の
速い動きに翻弄され、負けた。今場所も動き
のなかでの攻防となったが、日馬富士は前に
出て攻め立て、勝負を決めた。土俵を引き
締めるのは、日馬富士である。日馬富士には
やる気がみなぎっている。

隠岐の海対鶴竜●

鶴竜の引きは負けを呼ぶ。前日それを絵に
描いたような負け方となった鶴竜。今日は
果敢に隠岐の海を攻めて前に出たが、土俵
際で逆転された。2連敗の黒星スタート。
鶴竜は確実に弱くなっている。健康上の理由
はあるかもしれないが、それをいくら言っても
相手には勝てない。

輪島(12勝2度)曙(13勝)、朝青龍(13勝)
など2連敗スタートから復活し、好成績を
あげた先輩横綱はいる。あとは鶴竜の気力
次第である。

それにしても白鵬のいない土俵は寂しい限り
である。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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