大相撲

■秋3日目 2敗稀勢の里に残された道

2016年9月13日

波乱の幕開けの九月場所の波乱は止まらない。
3日目にして、大関以上で全勝はカド番の豪栄
道ひとり。土俵がどうにもしまらない。白鵬の
ような絶対的王者が不在になると、安定度は
確実に落ちる。思えば昨年の九月、白鵬途中
休場の場所は、12勝3敗で鶴竜と照ノ富士の
優勝決定戦だった。白鵬不在の場所は乱戦に
なる?

稀勢の里は、栃ノ心の変化からの渡し込みに
早くも2敗。残りを全勝すれば数字上の可能
性は残しているが、今の稀勢の里にはかなり
困難である。稀勢の里が序盤の劣勢を挽回し
て好成績をあげたことはこれまでない。好成
績はともかく、精神的にリラックスできてのび
のび相撲が取れるかもしれない。

ここで思い浮かぶのは、好成績をあげながら、
優勝に結びつかなかった旭富士である。旭富
士は昭和63年九月場所から12勝3敗-12勝
3敗-14勝1敗-13勝2敗-13勝2敗と稀勢
の里以上の好成績を続けていた。しかし、
優勝がなかった。このあと旭富士は8勝7敗
でチャンスをなくした。旭富士は結局5場所
連続1ケタ勝利のあと、連続優勝して横綱に
昇進した。

稀勢の里は九月場所をすべてかゼロかと考え
る必要はない。今場所仮に思わしい成績が
残せなくても、旭富士の例にならい、2場所
連続優勝を狙うことである。

今日の大相撲のテレビ中継は、千代の富士
の映像や言葉が紹介された。そのなかに
「稀勢の里はなぜ、白鵬のところへ稽古に
いかないのか」という言葉があった。稀勢の
里は現状を変える必要がある。今までの
自分を脱却して、変身することから始めれば
道は開ける。

相撲仲間がお楽しみ袋の中の一つ
肉筆手形を見ると白鵬だった。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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