大相撲

九月場所番付 地位と実力の不一致

2016年8月29日

九月場所の番付が発表された。違和感が横綱・
大関にある。まず、先場所休場した鶴竜である。
本当に横綱の力があるのだろうか。横綱在位
14場所。横綱としての優勝は1回しかない。
13勝以上の成績となると、ただの1度もない。
横綱としての存在感を示せないでいる。年齢
は31歳を超えた。このまま終わるとは信じ
たくないが、その反面どこまで期待していい
のか、つかみにくいのも事実である。

大関はどうか。大関の実力が疑わしいのが、
照ノ富士である。カド番の七月場所、12日目
白鵬にあっさり勝ちながら、13日目・14日目
下位に連敗。千秋楽を7勝7敗で迎えるなど
アップアップ状態であった。もはや誰の目に
も大関の力がないのは明らかである。それで
いて大関の特別待遇を受けることに、なんと
も厭な違和感を覚えずにいられない。豪栄道・
琴将菊にしても五十歩百歩である。
番付
稀勢の里が横綱を狙う場所になるのか。稀勢
の里の横綱昇進について一言。他のブログで
独自の昇進基準を提案し、それを満たせば横
綱は昇進よしとする見解がある。あるいは成
績では昇進後のことなどわからないなどの意
見がある。優勝にこだわらなくてもという見方
もある。

一ついえることは、横綱審議委員会は昇進
基準をこれまで1度も変えていないという事実
がある。新たな基準を提案したこともない。
それでも弱い横綱、物足りない横綱をつくっ
てきた(反省はない)。新しい横綱昇進基準を
提案するにしても、弱い横綱、物足りない
横綱が解消されていなくては、意味がない。

関脇は先場所横綱・大関全員と対戦して、2
ケタ勝った高安と宝富士がついた。両関脇の
真価が問われる。再び幕内上位に上がって
きた正代の横綱戦が楽しみである。2度目で
勝ち越せれば期待が高まる。明日のホープ
千代翔馬が十両を4場所で突破して新入幕を
果たした。25歳で碧山と同期である。

人気の宇良が十両筆頭まで上がってきた。先
場所は天風と幕内先陣争いをしたが、天風の
千秋楽の1勝が入幕を決定した。宇良はここ
まで8場所連続勝ち越し。通算成績は59勝13
敗と抜群。幕下筆頭に小柳が上がってきた。
先場所若乃島にプロ初黒星をきっしたが、勢
いは止まらない。

九月場所の人気は予想以上である。イス席は
15日間ない。マス席Cが前半平日と10日目が
残りわずかである。人気に応える相撲内容と
なるか。場所は9月11日に始まる。

食欲が激減。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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