大相撲

■秋5日目この2番!貴景勝対北勝富士・鶴竜対朝乃山

2019年9月12日

貴景勝が対戦圏内で、対戦成績で負け越して
いる力士は、鶴竜、豪栄道、御嶽海の3人
だけである。白鵬、高安は休場だから除外
される。それでも北勝富士は、あなどれない
相手である。押し相撲は押されると弱いと
言われる。北勝富士の馬力は貴景勝を後退
させる恐れがある。

貴景勝対北勝富士、立ち合いあたりあった。
貴景勝が優って攻め込むが、少し引いた。
北勝富士が逆襲するも、上体が伸びきって
いたため、前に落ちた。貴景勝は西土俵に
つまりながらもかろうじて残った。貴景勝は
序盤を無傷でのり切った。

朝乃山は着実に力をつけてきている。特に
四つ身の相撲を取る相手には組んで圧力を
加え、どんどん前に出て行く。「もう1度
優勝したい」という意欲は強さへつながる。
それでも鶴竜の相撲は先場所に引き続き充実
し、安定し、好調であった。予想となると
当然横綱である。

実際の相撲の展開は、立ち合い右四つになっ
た。これは朝乃山の得意の四つである。鶴竜
は二十分の四つである。だが、実際はそうは
いかなかった。鶴竜は上手が取れまい。出て
くる朝乃山に下手投げ。ここで朝乃山は左
上手をがっちり引き、さらに前に出て行く。
上手が取れない鶴竜は白房下で寄り切られた。

相撲の勝負は一番相撲である。3本勝負では
ない。それだけに番狂わせが起こりやすい。
それにしてもまさかの展開であった。

相撲はまだ序盤戦が終わったばかりである。
戦いはまだこれからである。

【大相撲写真館】
190209福祉大相撲 1059

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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