貴景勝は上位初挑戦の友風を問題にしないで、
一気に押し出した。貴景勝は本来の調子に
戻ってきた。鶴竜は逸ノ城相手に落ち着いて、
一蹴した。鶴竜の安定性は変わらず、好調が
続いている。この日は、豪栄道が目の覚める
ような速攻で北勝富士を一気に押し出した。
ここまではいい。
前日苦労に苦労を重ねて北勝富士から1勝
した栃ノ心。今日は小結の阿炎が対戦相手
だが、それほど取りにくいタイプではない。
相撲は突いて出る阿炎を栃ノ心が体を開いて
いなした。だが、物言いがついた。勝負に
微妙なところはなかった。
だとすると髷しかない。スロービデオを見る
限り左手で髷をつかんでいる。その結果、
審判の見解も同じで、栃ノ心の反則負けと
なった。栃ノ心はこれで1勝3敗になった。
勝負が一転し、暗転のカド番場所となって
しまった。
栃ノ心は大関7場所目である。これまでの
6場所は1度も10勝以上がない。それどころ
か4度負け越しがある。大関昇進は3場所
37勝をあげながら、そのギャップが大きすぎ
る。これまで1度も10勝を上げられなかった
三根山以降の最高位大関は4人いる。
6場所は1度も10勝以上がない。それどころ
か4度負け越しがある。大関昇進は3場所
37勝をあげながら、そのギャップが大きすぎ
る。これまで1度も10勝を上げられなかった
三根山以降の最高位大関は4人いる。
松登 15場所
前の山10場所
大受 6場所
雅山 8場所
栃ノ心は5人目として仲間入りするのか。
「健康上の理由をいくら言っても相手には
勝てない」と言ったのは力道山である。今の
栃ノ心に適切なアドバイスは難しい。しいて
いえば結果に一喜一憂せず、やるだけやる