熱海富士の大関挑戦

去る七月場所、関脇熱海富士は優勝決定巴戦に出場するほど活躍し
た。優勝には届かなかったが、豊昇龍・大の里の両横綱を破ってい
る。今年4場所はすべて勝ち越しで一月場所は優勝決定戦に進出し
ている。以前は上位でなかなか勝ち越せず、あるいは勝ち越しても
印象が薄かった。今や熱海富士は実力者といっていい。

7月大の里戦
7月大の里戦

熱海富士の大関昇進はあるか。9勝ー12勝ときただけに九月場所、
12勝がノルマになる。数字をみるとかなりハードルは高い。これま
で上位で連続2ケタ勝利はない。

大麒麟は9勝ー12勝ー12勝で大関に昇進した。また、前の山は9勝
ー12勝ー13勝で大関に昇進した。ただし大麒麟は関脇14場所・小結
8場所務めた。前の山は大関昇進前までに関脇10場所・小結2場所
務めた。熱海富士は関脇2場所、小結1場所に過ぎない。九月場所
で関脇3場所目になる。

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考え方を変更して九月場所は大関への足固めにする方法がある。そ
して十一月場所で大関昇進をかけるのである。九月場所10勝なら十
一月場所11勝をあげて大関に昇進するのである。熱海富士は9月に
24歳になる。勝負しておかしくない年齢である。

霧島戦 7月優勝決定巴戦
霧島戦 7月優勝決定巴戦

熱海富士に立ちふさがる者は誰か。ここ1年の対戦成績からみてい
こう。九月場所番付の横綱・大関は以下である。
大の里 3勝1敗
豊昇龍 2勝2敗
霧島  2勝4敗(決定戦含む)
安青錦 2勝4敗(決定戦含む)
琴櫻  2勝1敗
霧島と安青錦は強敵になる。要注意が次である。
隆の勝 1勝2敗
平戸海 2勝3敗
熱海富士の大関昇進は包囲網を突破できるかにかかっている。

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するフリーライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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