七月場所、豊昇龍は終盤負けが込んで休場した。横綱になって9場
所経過したが、4回目の休場となった。横綱初の連続休場になった。
豊昇龍は横綱直前3場所の成績は33勝12敗だった。この成績の先輩
横綱に柏戸がいる。柏戸の横綱初優勝は12場所目だったが、直前4
場所連続休場だった。

豊昇龍は横綱優勝なし9場所にはいった。これは8場所横綱優勝が
なく、9場所目に優勝した鶴竜の記録を超えた。横綱初優勝の遅い
記録は以下である。
照國 18場所目
千代の山13場所目
朝潮 12場所目
柏戸 12場所目
豊昇龍には優勝の気配が感じられない。どこまでこの記録をのばす
か。かなり危険な状態である。横綱の中には1回も優勝できなかっ
た者もいる。まさかこの中に入るとは思わないが、とにかくよく負
ける。
豊昇龍の横綱休場率は不戦敗を含め24%である。大の里の横綱休場
率は不戦敗を含め27%である。大の里のほうが多いのである。横綱
優勝なしは5場所連続で記録を更新中である。北の湖は「横綱の使
命は優勝すること」と語っていた。

豊昇龍の横綱時代、平幕戦の敗戦率は27%である。これが金星配給
率になる。これはけしてほめられる数字ではない。ところが大の里
の金星配給率は30%に及ぶ。特に伯乃富士に3個提供している。藤
ノ川に2個与えている。
これまで霧島・安青錦に負けたことはなかった。それが七月場所で
はともに逆になった。大の里はだんだん弱くなっているように映る。