大相撲

■秋7日目 絶対的強者不在の時代

2019年9月14日

まず、上位1敗組では小結遠藤が登場。対戦
相手は同じ小結の阿炎である。四つでうまさ
を発揮する遠藤か。突き押しの阿炎か。相撲
という競技は離れての戦いと組んでの戦いの
両面がある珍しい格闘技である。相撲は阿炎
が激しく突きたて、遠藤は後退。最後は腰を
くずされ、そのまま土俵を割った。

次に土俵にあがった上位1敗組は関脇貴景勝
である。対戦相手は1勝5敗と不調の千代
大龍。しかも横綱・大関戦がない成績である。
しかし、相撲は千代大龍の立ち合いの変化に
貴景勝はばったり手をついた。立ち合いの
変化はくうほうも悪い。相手を見ていない。
上体に力が入りすぎているからである。朝青
龍は変化されても残していた。

最後に登場した上位1敗組が関脇御嶽海で
ある。対戦相手は曲者正代。御嶽海は徹底的
に突き押しで攻め立て、まわり込む正代を
追撃して勝負を決めた。御嶽海は初日こそ
朝乃山に負けたが、その後調子をあげてきた。

鶴竜は先場所負けた友風に同じような取口で
負けた。鶴竜は3連敗となった。横綱が同じ
相手に同じような取口で負けるのは屈辱で
ある。屈辱横綱となった鶴竜は最後まで取れ
るのだろうか。鶴竜はそこまで追い込まれて
きた。

このような結果になったのは絶対的強者が
不在であるからだ。今の状態は群雄割拠では
ない。どんぐりの背比べである。
【大相撲写真館】
171001赤い羽 031

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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