大相撲

2021年九月場所は照ノ富士中心の展開

九月場所は白鵬が部屋ごと休場で、新横綱
照ノ富士を中心に展開することになる。優勝
というと12勝以上になる。今の幕内で確実に
12勝以上をあげられる力士は照ノ富士しか
いない。ただ、照ノ富士は新横綱である。
新横綱という意識が強いと簡単ではない。
これまで新横綱で優勝(正式な優勝制度で)
した力士は6人しかいない。

<五月場所優勝した照ノ富士>

双葉山 13勝
東富士 10勝2敗1分
大鵬  13勝2敗
隆の里 15勝
貴乃花 13勝2敗
稀勢の里13勝2敗

双葉山、大鵬、貴乃花は時の最強者であった。
稀勢の里はこれが最後の優勝となった。照ノ
富士は自信をもって土俵に臨むことである。
照ノ富士が崩れると混戦の恐れがある。伊勢
ヶ濱部屋は幸い宝富士・照強・翠富士・錦
富士と稽古相手にはこと欠かない。このあた
りが関取1人の部屋とはわけが違う。もっと
も初代若乃花のように下の者を相手に三番
稽古で何回もまわして強くなった例もある。

<双葉山のブロマイド>

この1年間、照ノ富士は70勝18敗2休である。
不戦敗を除き優勝決定戦を含めると次の力士
に負けている。

貴景勝・高安・阿武咲に3敗
大栄翔・隆の勝に2敗
白鵬・御嶽海・志摩ノ海・妙義龍・遠藤に1敗

対戦が予想される力士は貴景勝・高安・大栄
翔・隆の勝・御嶽海である。貴景勝は首の
ケガしだいである。高安には2連勝中である。
大栄翔・隆の勝には勝ち越しているし、打倒
照ノ富士を目指す御嶽海には挟みこんでの
寄りに5連勝中である。要注意はやはり高安
である。

<高安>

九月場所はよくも悪くも照ノ富士しだいで
ある。

大谷10勝ならず。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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