大相撲

■秋初日 明暗わけた1強2弱

2021年9月12日

久々に大相撲が東京に戻ってきた。両国駅で
名古屋2日目にお会いした相撲ファンと再会
した。国技館の列に並ぶと敷地の3列目で
あった。大相撲を待ち望んだファンが殺到
していた。館内では今場所最も同席する方と
出会った。今日マス席に同席するのは今は
やっていないが、稽古総見でよくご一緒した
相撲仲間である。非常事態宣言のなかで大相
撲はスタートした。

貴景勝の首の状態はどうなのか。相撲をみる
ことでしか判断できない。対戦相手は北勝
富士である。以前ほどの馬力はないが、油断
はできない。相撲は両力士あたりあったあと、
貴景勝が引いた。北勝富士つけいり、最後は
後ろまで見せた貴景勝は土俵下に押し出され
完敗した。まだ一番だが、貴景勝は首の状態
が気になる結果となった。

<貴景勝、北勝富士に完敗>

正代はこのところ豊昇龍の足技に翻弄されて
いる。初日の対戦相手はその豊昇龍である。
初日早々嫌な相手である。正代は出足よく
一気に出て勝負をつけようとした。だが、
豊昇龍は西土俵でふところに入ると逆襲に
出て、速攻で東土俵寄り切った。この1敗は
正代の今後を暗示しているのか否か。とも
かく期待しにくい敗戦であった。

<正代、豊昇龍の逆襲に土俵をわる>

新横綱の照ノ富士の対戦相手は小結逸ノ城で
ある。はっきりいって照ノ富士を脅かす要素
はない。2大関より割り引いて考えたほうが
いい対戦相手である。相撲は照ノ富士が左
上手すばやく取って右四つ。そのまま向こう
正面赤房下へ寄り切った。初日を無事終えて
これから調子をあげていく上で貴重な1勝と
なった。

<照ノ富士落ちついて逸ノ城を寄り切る>

初日は1強2弱が明暗を分ける結果となった。
だが、戦いはまだこれからである。

自転車の調子が悪いので修理してもらいました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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