大相撲

御嶽海の大関を阻むモノ

2019年7月28日

御嶽海は2年連続七月場所優勝と意気込んで
いたにもかかわらず、また、4大関が休場
したにもかかわらず、9勝6敗に終わった。
これで優勝した昨年の七月場所後6場所連続
1ケタ勝利に終わっている。つまり、大関の
足がかりさえつかめない状態が続いている
ことになる。それどころか2場所は7勝8敗
で負け越している。

御嶽海の地位別対戦相手の1年間の成績を
みていこう。
横綱 4勝7敗
大関 5勝8敗
関脇以下39勝23敗
190718十二日目幕内 1603
<白鵬にもろざしになっても何もできなかった御嶽海>

横綱戦は現役では白鵬に1勝3敗、鶴竜に
2勝3敗である。横綱戦は毎場所1勝して
存在感をしめさなければならない。七月場所、
優勝のカギをにぎるのは御嶽海、といわれ
ながら、2敗で終わっている。

大関とは互角に戦えないと大関は近づかない。
この1年間、豪栄道戦2勝3敗(1不戦勝
含む)、高安戦3勝2敗、栃ノ心戦2敗、
貴景勝戦1敗である。豪栄道と栃ノ心は強豪
大関ではない。ここを突破するのは、それ
ほど難しいとは思えない。

最も問題なのが関脇以下の対戦成績である。
勝率6割2分9厘では話にならない。11勝
4敗は7割3分3厘である。横綱戦1勝1敗、
大関に2勝1敗なら関脇以下には8勝2敗が
求められる。勝率8割である。この1年間に
3敗している関脇以下の力士が妙義龍、魁聖、
北勝富士(不戦敗含む)である。2敗して
いる力士が竜電である。幸い(?)九月場所
は魁聖と対戦することはない。
190717十日目幕内 1182
<大栄翔に敗退した御嶽海>

御嶽海は今のままでは永久に大関になれない。
御嶽海は自己を改造するくらい稽古に励み、
高い志で出直し的改革をはからない限り、
大関を手中にすることはできない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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