大相撲

大関の休場率

2019年7月29日

七月場所は貴景勝、栃ノ心、豪栄道、高安と
4大関が休場する異常事態となった。貴景勝
は連続休場、栃ノ心は大関6場所在位中半分
が途中休場である。豪栄道はベテランの域で、
引退が近いという見方が出始めている。高安
はまだ優勝がない。今回のケガで後退した感
は否めない。

大関に休場は避けられない。ところが、横綱
と異なり、そこには地位を守るためにどう
しても限界がある。そこで最高位大関の休場
率はどのようになっているのか、調べてみた。
対象は2場所連続負け越しで大関から降格が
始まった昭和以降に誕生した最高位大関と
した。なお、公傷は休場扱いとした。また、
不戦敗は未出場なので休場扱いとした。場所
中の引退は、正式表明後は休場扱いにはしな
かった。
清水川絵葉書
<清水川のブロマイド>

休場率の少ない最高位大関は以下である。
清水川 0
魁傑  0
鏡岩  0
貴ノ浪 0.016
豊山  0.018
琴風  0.027
若嶋津 0.039
栃光  0.039
佐賀ノ花0.043
能代潟 0.046

昭和・平成唯一の名大関清水川は大関時代
1度も休場がなかった。大関には12場所在位
し2回優勝している。無事これ名馬でもあっ
たわけである。魁傑は「休場は試合放棄」の
名言で知られる力士である。大関にゼロから
復帰している稀な力士である。鏡岩は休場が
ないが、大関在位がわずか6場所であり、
半分は負け越しているので割り引いてみな
ければならない。

貴ノ浪は37場所大関に在位したが、休場は
わずか1場所であった。フル出場しての負け
越しは、7勝8敗が1場所、6勝9敗が5場
所あるが休場していない。豊山も大関在位
34場所中、休場は1回である。フル出場して
の負け越しは8場所ある。新大関では7勝
7敗で大鵬とあたり、負け越している。
琴風 
<琴風>

琴風は負け越しが少ないとともに休場の少な
い大関であった。休場は大関最後の場所のみ
であった。大関の責任を果たした数少ない
力士といえる。南海の黒豹若嶋津は、休場は
2場所、引退場所の不戦敗だけとこちらも
少ない。優勝は全勝を含め2回している。
栃光は、フル出場の負け越しが目立つが、
休場は2場所しかない。近年負けが込むと
休場する大関とは大違いである。

ワーストは以下である。

貴景勝0.833
栃ノ心0.333
名寄岩0.282
栃東 0.28
増位山父0.224
琴ヶ濱0.217
常陸岩0.205
五ッ嶋0.2
大受 0.2
前の山0.193
181125千秋楽表彰 1017
<貴景勝>

貴景勝は驚異の8割台の大関休場率である。
新大関の場所は再出場して再休場という近年
珍しい休場の仕方をした。栃ノ心は大関に
なると急に弱くなる。これを脱しないと大関
休場率も高いままになる。それにしても、
1位、2位が現役で占められているという
のはいかがなものか。

名寄岩、増位山父は大関在位場所数が短い
ところへ休場したものだから、休場の割合が
高くなってしまった。栃東は公傷が3度あり、
その影響が大きい。千代大海も公傷が4度
あるが、大関最長在位場所数の65場所(魁皇
と同数)を誇るだけに大関休場率の差がでて
しまった。
06春 181
<栃東>

現役の豪栄道、高安はどこに位置するのか。
高安はワースト11位の0.179である。高安の
大関在位数が13場所と短いことが影響して
いる。豪栄道はベスト19位で0.069である。
現役は数字を下げることができるのだから、
今後の出場に期待したい。

桃を食べました。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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