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2022年大相撲10大ニュース 6位・5位

■6位 七月場所コロナ部屋ごと休場が多発

七月場所はコロナの嵐となった。初日からの田子ノ
浦部屋、途中からの出羽海・鳴戸・放駒・武蔵川・
佐渡ヶ嶽・玉ノ井・浅香山・片男波・伊勢ノ海・芝
田山・追手風・八角部屋と部屋ごと休場が多発した。
幕内で16人、十両で6人が休場に追い込まれた。ほ
かにコロナ以外で石浦が休場した。

<不戦勝のお知らせ>

八角部屋は千秋楽途中で発覚したため幕下は出場、
隠岐の海・北勝富士が不戦敗となった。八角理事長
も協会挨拶に立ちながら表彰式は欠席。陸奥事業部
長が賜杯を渡した。幕下以下も多数の休場者が出て
14日目、千秋楽は午後取組開始となった。幕下の最
初の取組から塩が入ったことがあった。

ここまで休場者が多発すると興行的にどうしても無
理がでてくるのは否めない。さすがに不戦勝のオン
パレードは観戦しているほうも白けてくる。観客も
途中から飲食禁止に変わった。

<御嶽海、カド番場所は延期に>

番付は勝ち越し、負け越しが決まっていない力士は
現状のままとなった。カド番御嶽海は途中まで負け
が多かったが、白紙になった。

T氏が1位に、A氏が9位にあげている。

■5位 高安三度優勝ならず

高安最初の優勝ならずが三月場所であった。千秋楽
を迎え、優勝争いは2敗若隆景・高安、3敗琴ノ若
という思いもよらぬ面々となった

まず、琴ノ若が7勝7敗の新小結豊昇龍戦に負け、
圏外となった。それだけで終わらなかった。高安は
新関脇で7勝7敗阿炎と対戦した。阿炎のすさまじ
い突きの威力に高安は後退し、まわり込んだが足
を出したあと体勢をくずしていった。

<高安、阿炎に完敗>

若隆景が勝って初優勝か。そうはいかなかった。勝
ち越しを決めている大関正代が気迫の相撲で前へ出
て若隆景を圧倒してしまった。

3敗若隆景と高安の優勝決定戦となった。この一戦
にかける高安の迫力は大変なモノであった。若隆景
も全身全霊でむかえうった。高安はここぞとばかり
に圧力をかけるが、若隆景が土俵際上手出し投げで
かわした。若隆景の初優勝となり、高安は優勝を逃
した。

<高安、優勝決定戦で一歩及ばず>

高安が優勝を逃した2回目は九月場所であった。詳
細は大相撲10大ニュース7位玉鷲最年長で2回目の
優勝を参照していただきたい。3回目は十一月場所
の優勝決定巴戦である。こちらは大相撲10大ニュー
ス9位十一月場所で28年ぶり巴戦を参照願いたい。

A氏が1位に、HR氏が4位に、S氏が7位にあげ
ている。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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