大相撲

貴景勝15番勝負 下

2023年3月8日

引き続き貴景勝15番勝負をみていこう。

<優勝貴景勝>

5(●●●●〇×)4若隆景
一月場所は取組編成のまずさから対戦が実現しなか
った。貴景勝はここ1年では負け越しているだけに
優先すべき取組であった。対戦成績から若隆景はか
なりの強敵である。勝負は立ち合いにかかっている。

<2022年11月 貴景勝、若隆景に勝って12勝>

16(〇〇〇×〇〇)7大栄翔
大栄翔の7勝に不戦勝含まれている。
大栄翔が突き押し相撲であるだけに似たタイプの貴
景勝は力を発揮しやすい。現在貴景勝の9連勝中で
ある。それでも一月場所は大熱戦になった。貴景勝
に分がある。

4(×〇〇〇●●)3翔猿
ここ2場所、貴景勝が12勝した場所に連敗している。
目標が小さく、動きまわる翔猿にやられている。貴
景勝は迷いなく一気の攻めの押しか、よく見て追い
込む相撲が求められる。

<2023年1月 貴景勝、翔猿に不覚>

13(〇〇〇●×丸)8玉鷲
玉鷲の成績は不戦勝を含んでいる。
突き押し相撲の対戦は貴景勝優勢の結果になっている。
貴景勝有利だが、油断できない。

13(●〇〇〇××)6正代
ここ2場所は取組編成のへたさから対戦なしである。
正代に精彩がなく、期待がもてない一番である。だ
からといっていくら何でも3場所対戦なしは許され
ない。通常なら貴隆景が優勢である。

3(×●●×●○)6阿炎
対戦圏内で貴景勝が負け越している3人うちの1人
である。阿炎の突き押しに後退しかできなかった相
撲があった。一月場所は阿炎の突き離しを貴景勝が
左から押し上げ、最後押し出した。貴景勝は再び苦
手対策ができるか否かで勝負が決まる。

<2023年1月 苦手阿炎に勝利>

12(〇〇×××〇)3阿武咲
一月場所は2敗阿武咲対3敗貴景勝の対戦となった。
貴景勝がこの一番を制したのは大きかった。対戦成
績は貴景勝が圧倒しており、優勢は否めない

番外
上位に休場が出た場合にそなえ、番外をあげておく。
8(〇××〇●〇)5明生
明生の5勝には不戦勝が含まれている。一月場所は、
明生が右まわしを取るも、貴景勝は小手投げで明生
をしとめてしまった。流れの中で貴景勝はときおり
投げを見せるようになった。昨年の十一月場所、貴
景勝は明生相手に引いて負けている。こうした相撲
を取らなければ、貴景勝のものである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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