大相撲

新大関正代15番勝負 東方編

引き続き正代の15番勝負東方を検証していこ
う。対戦成績、ここ6場所の星は正代から
みたものである。

6(……○…●○)1北勝富士
北勝富士は突き押しのパワー相撲だが、正代
は意外と苦にしていない。後退せずに組み
とめれば正代のモノである。

<北勝富士戦>

6(……○…○…)1輝
輝には正代を脅かす要素が極めて少ない。
正代が普通に取れば勝利は固い。

2(…………○…)1阿武咲
阿武咲はかつて貴景勝と並ぶ期待のホープで
あった。それからみるとやや低迷期といえる。
阿武咲は離れて攻めたいところである。

1(…………○…)0霧馬山
新進気鋭の霧馬山は力をつけてきている。
正代は一気に攻めきれないと勝負はもつれる
かもかもしれない。霧馬山が食い下がれば
面白い展開になる。

<霧馬山戦(7月)>

6(…………○●)5小結照ノ富士
七月場所は正代の気迫が上回って勝ったが、
九月場所は照ノ富士のリベンジ精神がまさっ
た。勝負はどちらが先に攻められるかにかか
っている。照ノ富士は胸をあわせたいところ
である。正代は動きながら攻めたいところで
ある。

<照ノ富士戦>

9(●…○●○…)10関脇御嶽海
先場所関脇同士でありながら、取組編成の
まずさから実現しなかった取組。成績は拮抗
している。七月場所は御嶽海の前褌狙いが
果せず、押し気味のなかで正代がつき落とし
で勝っている。御嶽海のパワーに正代が後退
せずに対抗すれば正代有利になる。御嶽海は
立ち合いにすべてをかけるつもりで前に出る
ことである。関脇以下最強の御嶽海は油断
できない相手になる。

<御嶽海戦(7月)>

5(●…○○…○)7大関貴景勝
正代が貴景勝に3連勝中である。四つ相撲対
押し相撲の激突である。押し込まれなければ
貴景勝の攻めが決め手を欠いていく。そう
なれば離れていても正代に分がある一番で
ある。

<貴景勝戦>

3(………○□…)9横綱白鵬
ここへきて出場が微妙な白鵬である。ここ
6場所でも対戦は1勝1不戦勝である。連合
稽古では圧倒した白鵬だが、稽古と本場所は
違う。稽古場はねばらない。勝負は白鵬の
調子次第である。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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