大相撲

■夏13日目 落とし穴にはまった栃ノ心

2018年5月25日

前日最大の実力者であり、天敵であった白鵬
を力相撲の末勝利した栃ノ心。そんな栃ノ心
にとって白鵬を超える強敵はいないと思われ
た。

13日目、比較的注目の取組が少ないなか、
栃ノ心の対戦相手は正代であった。実は先場
所栃ノ心の突きをかいくぐってふところに
飛び込んで勝っている。だが、今場所の栃ノ
心は心身ともに充実し、実力を着実にアップ
している。正代につけいるスキはないように
思えた。

立ち合い、栃ノ心は上手が取れず、突きたて
る。正代後退するなか、前に攻め立てる栃ノ
心。西土俵、正代のさらなる後退と栃ノ心が
傾いていくのが微妙だったが、正代は片足
一本残していた。
180525十三日目幕内 1309
180525十三日目幕内 1310
180525十三日目幕内 1311
栃ノ心は思わぬ落とし穴にはまった。突き立
てて後退したところで右四つにいけばよかっ
たのかもしれない。しかし、負けるときは
案外こういうものかもしれない。

栃ノ心は14日目1敗同士で鶴竜と対戦する。
この直接対決の勝者が優勝に大きく前進する。
初の連続優勝を目指す鶴竜か。直近3場所で
2回の優勝という史上初の快挙で大関昇進を
決めようとする栃ノ心か。決戦第2ラウンド
は注目の一戦となる。

最初の取組から観戦しました。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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