大相撲

■夏2日目 現役大関よりはるかに強い高安

2017年5月15日

今日の注目は初日負けた稀勢の里の相撲で
ある。ここで連敗するようだと、先行きは
暗澹たるものになってくる。対戦相手は隠岐
の海。油断はできないが、嘉風よりは取り
易いかもしれない。稀勢の里は立ち合い踏み
込んで、左四つ。圧力を加えて前に出て、
ここぞとばかりに難なく寄り切った。しかし、
右上手は最後まで取れないままだったのが、
気になった。

高安は早くも大関豪栄道戦である。実は高安
対豪栄道戦はつい最近、同じ2日目で対戦
している。昨年の十一月場所である。豪栄道
が全勝優勝後の場所で、横綱をかけていた。
一方高安は11勝-10勝と重ね、大関を狙って
いた。そんな背景で早くも激突したわけで
ある。このときは豪栄道がスキのない相撲で
快勝した。

あれから3場所後、両者は再び、大関対関脇
で2日目に対戦した。場所前、「高安の15日
間を推測する」で、豪栄道を要注意対戦相手
として、次のように記している。

豪栄道14勝8敗(×○●●○○)
1不戦勝があるとはいえ、豪栄道と高安の
力関係は逆転している。豪栄道に有利に組ま
せず、突き押しで馬力勝ちしたいところだ。

今日の相撲はまさにその通りの相撲だった。
いや、それ以上の迫力ある突き押しで、豪栄
道を完全に圧倒してしまった。豪栄道になす
すべはなかった。

もう一人の大関照ノ富士は初日遠藤、2日目
玉鷲と連敗スタートとなった。先場所の13勝
がうそのような負け方である。高安はもはや
現役大関を凌駕している。それだけに大関に
なっていただきたい。それだけではない。ぜひ、
優勝争いに加わって場所を盛り上げる存在て
いてほしい。
今週の平日は、総合が15時8分始まり、
BSは101放送です。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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