大相撲

今年はどうなる 白鵬復活優勝のキーポイント

2017年1月1日

明けましておめでとうございます。今年は
どうなる白鵬編をお届けします。白鵬といえ
ば魁皇の最高通算勝利1047勝超えの話題も
ありますが、これは時間の問題であり、数字
の積み重ねで減ることはないため、ここでは
ふれません。本編は遠ざかっている優勝を
メインに展開します。

★    ★    ★    ★   ★

昨年(平成28年)は優勝力士が5人になった。
これは白鵬が絶対王者でなかったことを意味
する。加えて白鵬は現在3場所連続優勝なし
である。これは横綱昇進後3度目である。
最初は平成24年五月場所から九月場所である。
このときは3場所で37勝8敗の成績であった。
2回目は平成27年九月場所から翌年の一月場
所までである。このときは24勝9敗12休で
ある。そして今回は21勝9敗15休である。
最初とは比べものにならないくらいの2回目・
3回目の成績ダウンである。
160522千秋楽幕内表彰 724
<平成28年五月場所の優勝>
 
年齢的な面も影響しているかもしれない。
2回目の3場所連続優勝なしは30歳のとき、
3回目の3場所連続優勝なしは31歳のときで
ある。今年の三月場所直前、白鵬は32歳に
なる。年6場所制では、白鵬同様若くして
横綱になった大鵬は30歳で引退している。
北の湖は31歳、貴乃花は30歳で引退している。
ただ、先輩3横綱は晩年休場が目立った。
白鵬はそこまでいっていない。

白鵬の横綱休場は平成27年九月場所と平成
28年九月場所である。今のところ1年に1回で
ある。これが2回あるいはそれ以上だと優勝
は年1回もありえる。今年の白鵬はどれくらい
休場するかで今後がみえてくる。
161124十二日目幕内 717
<カド番照ノ富士に敗れる白鵬>
 
白鵬が一月場所優勝を逃すと4場所連続優勝
なしで、横綱自己ワースト記録を更新する
ことになる。白鵬で気になるのは、照ノ富士
戦である。照ノ富士がカド番のときに負ける
傾向がある。照ノ富士は誰の目からみても
もはや大関の実力にはほど遠い。それに負け
ているようでは優勝など望めるはずがない。

現在白鵬の優勝回数は、37回である。40回の
大台はすぐというわけにはいかない。昨年は
優勝者が5人出た。群雄割拠といえば聞こ
えはいいが、どんぐりの背比べともいえる。
1場所12勝で年間72勝になる。この域に誰も
到達できなかったということは、レベルダウン
の見方が適切なのではないだろうか。白鵬
がどんぐりの1つになるか否かは一月場所と
照ノ富士がカド番のときの勝負結果、休場場
所数にかかってくる。
5人の優勝者A
<5人の優勝者今年はあるか>

初日まで1週間、正月返上。

興味深いテーマをこれからもお届けます。
マーク2カ所をクリックして支援してください。

よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑                 

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲
-

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.