三月場所の番付が発表された。以下である。なお番付に
○枚目はいつものことながら書いていない。
白鵬 横綱 日馬富士
鶴竜
稀勢の里 大関 琴奨菊
豪栄道
照ノ富士 関脇 隠岐の海
玉鷲 小結 妙義龍
栃煌山 前頭 逸ノ城
佐田の海 2 宝富士
高安 3 碧山
豪風 4 栃ノ心
豊ノ島 5 遠藤
安美錦 6 魁聖
誉富士 7 徳勝龍
松鳳山 8 時天空
嘉風 9 常幸龍
旭秀鵬 10 北太樹
大砂嵐 11 旭天鵬
千代鳳 12 琴勇輝
勢 13 蒼国来
佐田の富士14 荒鷲
豊響 15 臥牙丸
阿夢露 16 千代丸
実力にふさわしい番付にするなら横綱は白鵬ひとりでいい。
大関は日馬富士・稀勢の里・鶴竜の3人で十分。琴奨菊・
豪栄道は残念ながら関脇の実力しかない。
三役は総入れ替えで、照ノ富士以外は幕内中位からの
昇進である。新関脇隠岐の海はこれまで小結の経験が
2度あるが4勝11敗、7勝8敗と負け越している。その
ほか平幕上位にいたことが10度あるうち勝ち越しは3度
である。まだ安定的な実力に達していない。
新小結玉鷲は上位を4場所務めたが、すべて大負けで
終わっているので実績不足である。実力はまだまだ上位に
通じていないのが現状である。再小結妙義龍は関脇・小結
で勝ち越しの実績がある。ただ、ここ1年は上位から
遠ざかっている。
幕内でまだ横綱・大関との対戦がない力士は10人いる。
佐田の海(三月場所対戦あり)、誉富士、徳勝龍、旭秀鵬、
琴勇輝、蒼国来、佐田の富士、荒鷲、阿夢露、千代丸
である。幕内力士の約24%にあたる。旭秀鵬あたりは
意欲的に上位を目指してほしいところである。
注目したいのは新十両の阿炎と石浦である。きびきびした
相撲は十両に新しい風を巻きおこす可能性がある。その
反面勝ち越しを不安視する見方もある。ともかく元幕内が
反面勝ち越しを不安視する見方もある。ともかく元幕内が
目立つ十両では若い力に期待したい。