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鶴竜の相撲人生6

2017年、鶴竜は6場所中5場所休場した。
詳細は以下である。
5勝6敗4休
10勝5敗
1勝4敗10休
2勝2敗11休
全休
全休

18勝17敗55休、横綱戦2勝0敗、大関戦0勝
2敗、関脇以下16勝15敗であった。言い訳
無用のどん底の1年であった。8月10日には
32歳になった。一月場所後稀勢の里が横綱に
昇進した。また、五月場所後高安が大関に
昇進した。そして日馬富士が十一月場所限り
で引退した。さらに照ノ富士が大関から関脇
に降格している。

<2017年5月 鶴竜休場>

2018年、前期は11勝-13勝優勝-14勝優勝と
持ち直した。連続優勝は初めてであった。
だが後期は2回の休場となった。トータル
51勝15敗24敗、横綱戦1勝2敗、大関戦2勝
5敗関脇以下47勝8敗であった。8月10日
33歳になっている。

<2018年5月 初の連続優勝>

2019年七月場所、鶴竜は14勝1敗で優勝した。
これが最後の栄光であった。この年は41勝
19敗30休であった。3場所は休場であった。
横綱戦1勝1敗、大関戦2勝3敗、関脇以下
38勝14敗であった。8月10日にはついに34歳
になった。 年6場所制以降誕生した横綱で
34歳以上は千代の富士、白鵬に続いて3人目
で あった。

<2019年7月 最後の栄光>

2020年は無観客開催の三月場所が最後のフル
出場になった。すでに限界だった。七月場所
初日の遠藤戦が最後の取組となった。この年
は新型コロナウイルスの影響で1場所中止に
なった。年間13勝9敗53休。横綱戦0勝1敗、
大関戦1勝0敗、関脇以下12勝8敗であった。
3場所連続休場に対し、十一月場所後横審に
注意を受けた。12月に日本国籍を取得できた。
これで年寄の道が開けた。

<鶴竜最後の一番遠藤戦>

2021年一月場所、それでも鶴竜は全休を続け
た。それは三月場所も続くかと思われた。
だが、場所中に引退した。35歳7カ月余りで
あった。最後に鶴竜の横綱成績をあげておく。

■鶴竜の横綱成績
266勝117敗227休 
勝率6割9分5厘 1場所10.4勝
優勝率5回÷41場所 12% 1年に0.73回
年間最多勝 なし
横綱対横綱 11勝18敗
横綱対大関 34勝26敗(優勝決定戦含む)

横綱フル出場率 22場所÷41場所 54%
横綱休場率(不戦敗含む)
(227+11)÷(40×15+10) 39%
連続休場数(不戦敗含む) 69日

(この項目終わり)

北斎の番組を興味深く拝見しました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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