2019年九月場所– tax –
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場所の総括と番付
2019年九月場所総評
★両横綱をはじめ休場者が多数出た。休場者及び出場停止者は9人に及んだ。鶴竜(途中休場)白鵬(途中休場)高安(全休)逸ノ城(途中休場)妙義龍(途中休場後再出場)豊ノ島(途中休場)嘉風(初日から休場後引退)青狼(途中休場後再出場再休場)貴ノ富... -
本場所レポート
■秋千秋楽 優勝御嶽海の大関取り
近年関脇以下の初優勝が珍しくなくなった。栃ノ心御嶽海貴景勝玉鷲朝乃山九月場所は、関脇以下初優勝組から2回目の優勝力士をだすのか。それとも初優勝力士がまだ続くのか。千秋楽に結果が出る。まず、3敗同士の関脇貴景勝と平幕隠岐の海が対戦した。隠... -
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■秋14日目 あってもいい幕内2部優勝
もはや、白鵬・鶴竜・高安不在のなかで低レベルの優勝争いを語るのは、気が進まない。だが、触れないわけにはいかない。まず新入幕の剣翔。にわかに浮上しただけに当然上位好調組との対戦は皆無である。この日の対戦相手は琴勇輝。相撲は琴勇輝のパワーに... -
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■秋13日目 今後もおこりえる混乱場所
貴景勝が、対戦成績で負け越している力士の一人が豪栄道である。貴景勝対豪栄道、結びの一番は思いがけない展開となった。貴景勝低くあたりにいくところ、豪栄道は左上手を取ってすぐさま投げにいって、勝負は一瞬のうちに決まった。貴景勝の2敗単独トッ... -
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■秋12日目 向かう先はクライマックスなき場所
2敗明生対3敗隠岐の海の直接対決が、ようやく実現した。いささか遅すぎた感は否めない。相撲は立ち合いあたりあったが、明生が低くはいった。それでも隠岐の海が果敢に出る。明生後退し、腰がくずれるところ、隠岐の海が押し出した。これでともに3敗で... -
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■秋11日目 明暗分けた2敗組
5人が2敗といっても同列ではない。明生・隠岐の海は上位の強豪との対戦は皆無である。今後明生・隠岐の海と上位好調組の取組は、組んだとしても2番くらいになる恐れがある。審判部に「喝」をいれるためには、彼らのなかから優勝したほうがいいのかもし... -
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■秋10日目 5人が2敗で並んだ日
8勝1敗明生対6勝3敗新入幕剣翔、8勝1敗隠岐の海対4勝5敗佐田の海、まったく興味がわかない取組である。しかし、勝負は剣翔と佐田の海が勝った。それは結果であって、それでも取組的にわくわく感がないことに変わりなかった。2敗になっても明生と... -
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■秋9日目 長足の進歩朝乃山
白星の積み重ねは、ときとして力士に勢いをもたらす。それが8戦全勝の隠岐の海である。だから3勝5敗の竜電は全勝の止め役にはならないと思い、前日(8日目)は平凡な取組と書いてしまった。竜電には失礼してしまった。隠岐の海対竜電はまったく誰も予... -
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■秋8日目 忘れてはいけない教訓
3連敗していた鶴竜がついに休場した。いかにも負けが込んだから休場した印象はぬぐえない。これで2横綱が休場という惨憺たる場所になってきた。もう年齢的にも横綱に大きな期待をもてないことを証明してしまった。それでは横綱にとって代るのは大関かと... -
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■秋7日目 絶対的強者不在の時代
まず、上位1敗組では小結遠藤が登場。対戦相手は同じ小結の阿炎である。四つでうまさを発揮する遠藤か。突き押しの阿炎か。相撲という競技は離れての戦いと組んでの戦いの両面がある珍しい格闘技である。相撲は阿炎が激しく突きたて、遠藤は後退。最後は... -
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■秋6日目 波乱の予感
横綱鶴竜が、大栄翔の果敢な押しにいなしで対応。しかし、大栄翔はくずれない。ひたすら押し続ける。鶴竜、かわさんとしたが、大栄翔つけいって、そのまま向こう正面に押し出した。鶴竜はまさかの連敗である。充実・安定・好調の鶴竜はこの2日間でたちま... -
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■秋5日目この2番!貴景勝対北勝富士・鶴竜対朝乃山
貴景勝が対戦圏内で、対戦成績で負け越している力士は、鶴竜、豪栄道、御嶽海の3人だけである。白鵬、高安は休場だから除外される。それでも北勝富士は、あなどれない相手である。押し相撲は押されると弱いと言われる。北勝富士の馬力は貴景勝を後退させ... -
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■秋4日目 暗転の栃ノ心
貴景勝は上位初挑戦の友風を問題にしないで、一気に押し出した。貴景勝は本来の調子に戻ってきた。鶴竜は逸ノ城相手に落ち着いて、一蹴した。鶴竜の安定性は変わらず、好調が続いている。この日は、豪栄道が目の覚めるような速攻で北勝富士を一気に押し出... -
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■秋3日目 高安・白鵬の休場がもたらしたモノ
鶴竜が立ち合いから果敢に碧山を攻め、機を見てはたき込んだ。鶴竜の相撲は安定している。ここまでは優勝を争える第一候補である。それでは第二候補はというと、白鵬が休場したため、該当する力士が見当たらない。大関は期待できない。2ケタがあげられな... -
本場所レポート
■秋2日目 明暗を分けた気になる3力士
初日取っただけで白鵬が休場してしまった。これにはさすがにあっけにとられた。かつては超人白鵬といっていたが、いまは生身の人間に戻ってしまった。今年にはいって3度目の休場である。限界が近づいているような気がする。優勝回数はもう増えることはな... -
本場所レポート
■秋初日 気になる負け方・勝ち方
パワー相撲のあたり、一気の出足ほど危険なモノはない。初日の取組で白鵬の対戦相手が一番難しい。その相手は北勝富士である。白鵬張り差しにいくも、脇があいたところを北勝富士が右差しを深くさす。白鵬、体が起き気味。北勝富士がそのままいっぺんに走... -
コラム・論考
2019年九月場所の視点
このところ引退ラッシュである。九月場所後には元里山、元稀勢の里の引退相撲がある。一月場所後には元豪風の引退相撲がおこなわれる。元豪風は今日7日相撲塾で、体重減の近況、入門のいきさつや隠岐の海との関係、2度の一本背負い秘話など、楽しい話を... -
観戦と楽しみ方
2019年九月場所前稽古総見見聞記
本来五月場所前に行われる公開稽古総見は、10連休の前に実施の延期を余儀なくされた。それが九月場所前の今日8月31日に実施された。今回も5時半に国技館に着いた。櫓より前の位置に並んだ。4列に並び直すとチケット売り場の前にまで来た。先頭は徹夜だ... -
観戦と楽しみ方
2019年九月場所チケットネット事情
チケット規正法が6月に施行されたにも関らず、ネット上では相変わらず驚愕の値段がはびこっている。なかには値引き交渉お断りの文字が目に付いたものもあった。法外の値段は商売としか思えない。イスC3800円(実際はこれに108円が加わる)が7500円、マス... -
観戦と楽しみ方
2019年九月場所チケット事情
以前東京場所の人気は一月場所、五月場所、九月場所の順であった。いつからくずれたかというと、遠藤が十両1場所で入幕した平成25年九月場所からである。そしてそれは今も続いている。2019年九月場所のチケット事情は想像以上であった。ほとんど買えない...
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