初日取っただけで白鵬が休場してしまった。
これにはさすがにあっけにとられた。かつて
は超人白鵬といっていたが、いまは生身の
人間に戻ってしまった。今年にはいって3度
目の休場である。限界が近づいているような
気がする。優勝回数はもう増えることはない
のか。
貴景勝の10勝以上が大きく変化する。白鵬、
高安戦が平幕に代わる、番付順では正代、
千代大龍になる。
貴景勝6(○○○………)2正代
貴景勝5(………○……)2千代大龍
その貴景勝が巨漢碧山相手に申し分ない相撲
で完勝した。今は自分の相撲を取ることが
自信につながる。
先場所の栃ノ心は誰とやっても勝てなかった。
そんなイメージが刷り込まれた。それが今場
所も続いている。2日目は朝乃山戦だが、
攻め込まれると残せない。力強い攻めが陰を
ひそめてしまっている、このままでは限界を
迎えてしまいかねない。
気になる3力士は早くも明暗を分けてしまっ
た。
気になる3力士以外では鶴竜が目に留まった。
前日白鵬から金星をあげた北勝富士。その
北勝富士に対して鶴竜は先に攻めた。突き
放して、果敢に攻め込んでからはたき込んだ。
このはたきは危なげなかった。鶴竜の好調は
先場所から続いている。まだ2日目でいさ
さか早いが、連続優勝も考えられる安定した