去る九月場所、大の里は6回目の優勝を飾った。連続休場・9勝6
敗を経ただけに涙の優勝となった。昨年の九月場所以来の優勝にな
った。この間の5場所は横綱優勝がなかっただけに面目を取り戻し
た。
大の里は5回目の優勝まではいいペースで優勝していた。初優勝か
ら5回目の優勝まで9場所を要している。55%の優勝率であった。
6回目の優勝は15場所で6回に変わった。優勝率は40%に下がった。

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年齢的にはどうか。同じ学生出身で横綱になった輪島と比較してみ
よう。大の里が6回目の優勝を達成したとき26歳であった。正確に
は26歳になって2場所目であった。輪島が6日目の優勝を成し遂げ
たとき26歳で4場所目であった。大の里のほうがまだ早いペースで
ある。
ただし、輪島は6回の優勝の内全勝優勝を2回達成している。この
点大の里は及ばない。輪島の年齢的優勝ペースは以下である。
26歳 7回
27歳 7回
28歳 9回
29歳 12回
30歳 12回
31歳 13回
32歳 14回

大の里は輪島の優勝回数14回を抜けるかが最終テーマになる。大の
里の課題は豊昇龍に分が悪いことがあげられる。次に若い力の躍進
である。安青錦は22歳である。まだ大の里には分が悪いが、これを
克服したとき立ちふさがる存在になる。下降期やケガの時期が必ず
くる。大の里の戦いはこれからである。
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