大相撲

3関脇の共通点

タイトルにある3関脇とは三月場所番付で想定され
る関脇若隆景・豊昇龍・霧馬山を指す。次の大関に
期待したことがあり、今後期待される力士もいる。
それでは、若隆景、豊昇龍、霧馬山の3力士に共通
することは何か。

<若隆景>

年齢が20代ということではない。上位で2ケタ勝利
の経験があるでもない。答は横綱戦の勝利がゼロと
いうことである。

若隆景は横綱照ノ富士戦が0勝5敗である。もう対
戦することはないが、白鵬に0勝1敗である。豊昇
龍は横綱照ノ富士戦が0勝5敗である。霧馬山は照
ノ富士に0勝6敗、白鵬に0勝1敗である。

<豊昇龍>

大関には若隆景が13勝17敗、豊昇龍が11勝12敗、霧
馬山が15勝20敗とそこそこ勝っている。それでいて
横綱には手も足も出ない。3関脇は大関照ノ富士に
も勝っていない。現在大関昇進は決め手に欠け、閉
塞感に包まれている。その原因は横綱戦ゼロ勝利に
無関係ではないように思える。

<霧馬山>

照ノ富士はひざの手術をし、休場がちである。今の
照ノ富士に勝っても自信には繋がらないかもしれな
い。ただ、もし優勝照ノ富士に勝利したら話は別で
ある。果たしてそういう場面はくるのか。照ノ富士
の出場とともに気になる点である。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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