大相撲

2014年はどうなる 期待のホープの活躍度

2014年1月11日

千代大龍も遠藤同様学生出身である。幕下付け出し
15枚目格でデビューしたが、これほどがっかりさせた
力士はいなかった。なんと1勝もあげられずに途中休場
したのである。それだけに2013年は目をみはる成長
だった。横綱日馬富士、大関稀勢の里、大関琴奨菊、
大関琴欧洲から勝利をあげてきた。上位に通用する
力がついてきたのである。三役に定着できるかが
今年の課題である。

大砂嵐はアフリカ初の力士として10場所目に入幕
したが、7勝8敗と負け越してしまった。技術的には
まだ荒削り。と同時に体づくりの必要を感じた。
しかし、粘りはあり、幕下時代は遠藤をうっちゃりで
やぶったこともある。「目標は横綱」と意欲的なのも
いい。最近の外国人力士は碧山にしても、魁聖に
しても伸びしろが見えてきた感がする。それだけに
未完の大器に期待がかかる。

幕下以下はどうか。宮城野部屋の103キロの小兵石浦が
興味深い相撲を取る。低く飛び込んで、出し投げ、
肩すかし。立合いから足取りにいったこともあった。
技の切れとスピードは抜群。3場所で幕下入り。
6場所目の一月場所は幕下西11枚目、十両をうかがう
位置まで上がってきた。十両あるいは幕内に入いれば
相撲は一段と活気と面白さを増す。

<写真は2013年五月場所で遠藤をうっちゃる大砂嵐>
130518七日目幕下以下 834大砂嵐対遠藤

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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