ここ1年の三段目の優勝者の地位と翌場所の地位は以下である。成
績は全員7戦全勝である。
五月 旭富士 6枚目→?
三月 生田目 3枚目→幕下10枚目
一月 花の富士23枚目→幕下15枚目
十一月可貴 31枚目→幕下21枚目
九月 一意 26枚目→幕下15枚目
七月 小林 42枚目→幕下25枚目
旭富士は来たる七月場所で幕下15枚目以上10枚以下が予想される。
どんな力士も幕下で壁にあたる。幕下は体も技術もある程度できあ
がってくるからだ。一意は幕下15枚目で7戦全勝して十両入りを決
めた。旭富士が繰り返しても不思議ではない。

去る五月場所、旭富士は幕下力士と対戦している。不動豊、大森と
全勝同士で対戦して撃破している。大森は6勝1敗だったが、その
1敗は旭富士戦であった。旭富士はこれで3場所連続7戦全勝優勝
である。しかもすべて優勝決定戦で勝っている。
来たる七月場所、旭富士は十両入りをかけた戦いになる。対戦相手
は最初幕下上位力士が中心になる。旭富士は、2021年春に入門して
から2025年十一月場所で前相撲を取るまで 約4年半 かかっている。
部屋に照ノ富士がいたためである。外国出身力士は部屋に1人とい
う申し合わせがあったため、表舞台に出られなかった。ただ、稽古
はやってきた。関取といい勝負していることから史上最強の新弟子
といわれた。

七月場所幕下で7戦全勝優勝すれば十両入りは確定する。ほとんど
の力士は十両昇進が一番嬉しかったと語る。無給から有給へ。締め
込み、化粧まわし、紋付き羽織と資格者になれる。幕下以下の力士
はまず十両を目指す。
幕下で7戦全勝すれば各段を7戦全勝したことになる。つまり幕下
以下で28連勝したことになる。ところが、幕下以下の最高連勝記録
は土佐豊の30連勝である。旭富士はこの記録を破れないことになる。
1敗したら記録はもちろん十両入りは危うくなる。かくして旭富士
でも達成できない記録が存在したことになる。