4場所経過した2021年年間最多勝レース

七月場所が終了したことで、今年(2021年)
の本場所は残り2場所となった。年間最多勝
レースはどのように展開しているのか。4場
所までの途中経過をまとめてみた。それが
次の表である。なお、対象は4場所幕内に
在位した力士とさせていただき、単なる数字
の比較ではなく、横綱大関の対戦率によって
クラスわけさせていただいた。

年間最多勝レース、断然トップは横綱に昇進
した照ノ富士であり、成績は49勝11敗である。
このあと休場がなければ70勝を超えそうで
ある。場合によっては1場所平均12勝の72勝
に到達しそうである。久々にハイレベルの
年間最多勝が実現しそうである。ここ4年は
50勝台だったのだから、いかに低かったか。
それを脱却することを照ノ富士に期待したい。

優勝照ノ富士
<優勝照ノ富士>

これに続く力士が高安の36勝だからあまりにも
差がありすぎる。しかも高安は2休があるに
もかかわらず。要するに照ノ富士以外は1場
所平均10勝にさえ届いていないわけである。
大関も例外ではなく、蚊帳の外だから話に
ならない。

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実力者では御嶽海を別にすれば、大栄翔が
勝ち越している。これは一月場所の優勝が
大きい。ここ2場所は負け越しが続いている。
残り2場所が大事になる。隆の勝、北勝富士
は30勝30敗と五分。こちらも残り2場所が
勝負になる。

隆の勝
<隆の勝>

若手では明生が34勝26敗と一歩前に出ている。
若隆景もまずまずの成績だが、コロナ禍で
部屋ごと休場の影響が出たのが痛い。豊昇龍
は九月場所で、横綱・大関と総あたりしそう
である。ここでどういう相撲がみせられるか
試される。ベテランの衰退が気にかかる。
栃ノ心は根がなくなってきた。あっさり負け
が目立ってきた。魁聖は番付下位に定着して
きた。

明生
<明生>

年間最多勝レースは秋から終盤に突入して
いく。

男子サッカーを見ました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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この記事を書いた人

相撲専属フリーライター・写真家。ペンネーム電光力。日本経済新聞社の記者を15年務め、日経HRの編集者を経て独立。2014年から大相撲ブログ「土俵の目撃者」を運営し、毎場所ほぼ全ての本場所を取材、土俵際から自ら撮影。撮影したリングサイド写真は9万枚を超える。にほんブログ村「相撲・大相撲」カテゴリ ランキング1位。

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