大相撲

豊昇龍の出世街道

2020年9月4日

豊昇龍は朝青龍のおいとして注目されてきた。
朝青龍の長兄の次男にあたる。下地はレス
リングである。もともとレスリングの留学生
として来日したが、相撲に魅了された。相撲
でも運動能力を発揮し、高校卒業見込みで
立浪(元旭豊)に入門した。

<序ノ口時代>

出世は順調であった。各段を1場所で突破し、
幕下入りした。序二段で優勝している。2018
年一月場所の前相撲、序ノ口では納谷に負け
ている。最初のころはまだ及ばなかった。
幕下入りした場所、3勝3敗で納谷と対戦
して勝っている。幕下1ケタの地位になると
簡単ではなかった。軽量もあって4勝3敗が
最高成績となった。3勝4敗と負け越した
こともあった。

<幕下時代 宇良戦>

序ノ口から10場所かかって十両入りした。
これはおじ朝青龍より1場所多いが、スピ-
ド出世であった。成績は49勝21敗○28だった。
ちなみにおじ朝青龍は53勝10敗、序二段、
三段目、幕下で優勝している。豊昇龍は幕下
では宇良、琴鎌谷(のちの琴ノ若)、琴手計
(のちの琴勝峰)などと対戦している。

<新十両>

新十両でも苦戦は続いた。最初の場所、7勝
8敗でかろうじて十両に残留した。その後
8勝7敗が続いた。七月場所6枚目で10勝
5敗をあげて入幕を決めた。6人の優勝決定
戦に出場したが、惜しくも優勝を逃している。
おじ朝青龍は2場所で十両を突破している。
成績は20勝15敗である。ここでもおじ朝青龍
が優った。

<十両優勝決定戦 旭大星戦>

豊昇龍は21歳と若い。将来性は十分である。
体重は131キロ。得意は右四つ、寄り、投げ。
ときたま足技を見せる。朝青龍は新入幕で
9勝だった。初の小結及び三賞は入幕3場所
目だった。豊昇龍はどこまでやるか。新たな
戦いが始まろうとしている。

暑さがこたえます。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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