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チケット販売に大幅変更

九州のチケット事情は以前書かせていただいた。付け加
えるならば、イス席は早く並んでも、団体客がかなりい
いところばかりを抑えすぎているので、最初から購入で
きなすぎるという話である。団体の申し込み日を発売と
同時にするか、極端にいい席ばかりをあてがわないこと
である。こんなことが繰り返されるなら、テレビ桟敷に
変更せざるを得ないと九州の相撲仲間から報告があった。
さて、次回の東京一月場所のチケットは大幅変更になり
そうな雲行きである。タマリ席を国技館窓口で販売しな
くなるのは九月場所のチケットが発売になる以前に決定
していた。九月場所中に聞いた情報では東西にある2人
マスがなくなる、というより元の4人マスに戻すという
のである。しかし、現時点では正式に決定されたわけで
はないが。
協会のホームページによると、一月場所はこれまで発売
初日の午前9時発売を10時にする予定だと記してある。
それもわざわざ赤字によってである。10時は全国一斉発
売と同時刻である。これは国技館窓口に並ぶ必要性が、
なくなったことを意味する。並ぶ待ち時間より、インタ
ーネットやコンビニのほうがはるかに早いからである。
協会HP
<協会のHPより>
 
並ぶとしたら国技館窓口でしか販売していない、自由席
通し券になる。しかし、ある相撲仲間と話したところ、
近い将来50の自由席通し券はなくなるか、現在かなりの
割引価格が定価に変わるのではと不安を語っていた。
相撲人気は最高潮まで来た。だから変更しても客が減る
ことはないと読んでいるのかもしれない。しかし、大相
撲冬の時代でも観戦してきた者にとってはご都合主義の
ようにも思える。
以前は発売初日は国技館窓口しか発売しなかった時代が
あった。インターネットはすぐつながるとは限らないし、
12時までは席を選べない。パソコンがない方にはお手上
げである。コンビには全国にあるが、こちらも席は選べ
ない。
相撲は勝負開始から勝負終了までを合計しても、数分の
取組をえんえんと時間をかけて見るものである。どうい
う見方が適切か、振り返るのも一考である。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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