大相撲

2024年七月場所番付を読み解く

7月に入って、七月場所の番付が発表された。1横
綱3大関と寂しくなった。先場所優勝した大の里は
新関脇となった。入幕から4場所目のことであるか
ら驚異の新人である。

<大の里(右)>

平戸海が小結に昇進した。さる五月場所は長足の進
歩を遂げた。入幕から12場所目の快挙であった。

幕内2枚目から5枚目は空白地帯である。東2枚目
に関脇で4勝の若元春が小幅ダウン。西2枚目に西
7枚目で8勝の御嶽海が位置した。大幅アップであ
る。7勝の高安・宇良・翔猿は現状維持となった。
下位では狼雅も7勝で同じままである。

新入幕力士はいない。再入幕が5人である。ケガで
番付を下げていた若隆景が復帰してきた。遠藤は1
場所で十両から、幕内に戻してきた。

<若隆景>

三月場所新入幕優勝して、五月場所全休した尊富士
は十両2枚目に落ちた。五月場所新十両の阿武剋は
十両筆頭まであがり、幕内を狙える。十両28人中15
人が元幕内である。新十両は嘉陽と生田目である。
嘉陽はニ所ノ関部屋から中村部屋の独立に伴い移籍
した。

<阿武剋>

先場所十両に上がり損ねた木竜皇が幕下西筆頭に位
置した。2枚目に大青山、4枚目に大辻・吉井が番
付を上げてきた。期待の星が十両を狙える位置にき
た。炎鵬は序ノ口13枚目まで下降した。

酷暑の七月場所は14日が初日である。

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.