大相撲

四股名あれこれ ~花 下

~花の最終章にはいろう。

2代目若乃花
昭和48年十一月場所入幕。最高位横綱。二子山(元
初代若乃花)部屋所属。北の湖、麒麟児、大錦、金城
とともに花のニッパチ組(昭和28年生まれ)と呼ばれ
た。素質、素材は素晴らしかったが、優勝4回と期待
に応えられなかった面はある。師匠の娘と結婚した
ものの、離婚して心に決めていた女性と結婚してい
る。親方としては体を悪くして定年前に協会を去って
いる。

<2代目若乃花>

3代目出羽の花
昭和52年一月場所入幕。最高位関脇。出羽海(元佐田
の山)部屋所属。小結12場所、関脇7場所務めた強豪
である。三賞は殊勲1回、敢闘5回、技能4回の実績
を残した。年寄出来山として理事を1期務めた。

飛騨の花
昭和55年九月場所入幕。最高位前頭筆頭。二子山(元
初代若乃花)部屋所属。改名を10回繰り返している。
敢闘賞を1回受賞している。

大乃花
昭和63年三月場所入幕。最高位前頭13枚目。大鵬部屋
所属。幕内は1場所限りだった。

小城ノ花子
平成2年一月場所入幕。最高位前頭2枚目。出羽海
(元佐田の山)部屋所属。幕内は26場所務めたが、
三賞はなかった。引退後部屋付き親方を経て出羽海
部屋を継承。現在理事を務めている。

2代目貴乃花
平成2年五月場所入幕。最高位横綱。藤島(元貴ノ
花)部屋所属。初代貴ノ花の次男。入門から騒がれ
史上最年少記録を幕下優勝、十両昇進、幕内昇進、
金星、幕内優勝で達成している。期待どおり横綱に
昇進し、優勝も22回に及んだ。

<貴乃花>

その反面宮沢りえとの破局、整体師による洗脳騒動、
兄若乃花、母との不仲など騒動を引き起こしている。
引退後は二所一門の意向を無視して理事に立候補し、
当選している。弟子の貴ノ岩が暴行を受けると態度が
かたくなになった。自分の弟子が暴行事件をおこす
とブーメランのように跳ね返ってきた。協会執行部
との亀裂が深まる中、弟子を預かっていながら会を
協離職していった。

3代目若乃花
平成2年九月場所入幕。最高位横綱。藤島(元貴ノ
花)部屋所属。初代貴ノ花の長男。弟貴乃花の入門
を気遣い、高校を中退して入門。小兵ながらうまさは
天下一品。相手がとったりに来るところを逆とったり
で返している。常に貴乃花を追いかける立場だが、
思いがけず横綱に昇進している、

<3代目若乃花>

横綱11場所と短かったが、年寄藤島はさらに短く協会
を離れていった。日刊スポーツで若乃花の目を掲載
している。プライベートでは海外遠征の飛行機が縁で
スチュワーデスと結婚している。仮面夫婦だった時期
を経て離婚し、再婚している。

浪之花
平成4年九月場所入幕。最高位小結。二子山(初代
若乃花)部屋所属。幕内を18場所務め、敢闘賞を1回
受賞している。

<智乃花>

智乃花
平成5年五月場所入門。最高位小結。立浪(元安念山
=2代目羽黒山)部屋所属。高校教師をしていたが、
舞の海の活躍に刺激される。社会人妻子もちでの入門
となった。27歳での初土俵となった。小兵ながら智略
で取る相撲で活躍し、技能賞を2回受賞している。

栃乃花
平成12年五月場所入幕。最高位小結。春日野(元栃ノ
海)部屋所属。新入幕の場所、優勝した小結魁皇には
敗れたものの、大関千代大海・貴ノ浪を倒して12勝
3敗で敢闘賞と技能賞を受賞している。一時腰痛の
ため幕下まで番付を下げたが、復帰の再入幕では敢闘
賞を受賞している。

<栃乃花>

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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