七月場所、平日はもちろん初日、7日目、8日目、
9日目祝日でも満員にはならなかった。本当に満員
だったのは千秋楽だけだった。それと部屋ごと休場が
多発して場所が崩壊しかねない危機に襲われた。九月
場所に影響はないのか。8月6日九月場所のチケット
の一般発売からすでに3週間が経過した。
チケットの販売状況はどうか。国技館1階のたまり
席、マス席、ボックス席だが、たまり席・ボックス席
は15日間完売である。マス席は土日祝日の7日分は
完売である。平日も残りわずかである。マス席はマス
SとマスAの標準マスは4人、マスBとマスCの4人
マスは2人用となる。この点は五月場所と同じで変わ
らない。
今回マスAは企画券として白鵬と写真撮影、鶴竜と
バラの花つき、関取と赤ちゃん撮影、還暦記念プレ
ゼントなどのサービスがついている。白鵬に関する
企画券は完売である。関取と赤ちゃん撮影は8月30日
に実施とのことである。マス席の売れ行きは七月場所
より好調のようである。
イス席は全席使用である。まだ15日間購入できる。
千秋楽はイスBとイスCのみである。完売は時間の
問題かもしれない。自由席はない。2階のイス席に
よっては急斜面で手すりがないため、お年寄りには
つらい場所になる恐れがある。
今回チケット大相撲、チケットぴあのインターネッ
ト、コンビニのセブンイレブン、チケット大相撲予約
専用ダイヤルで購入できる。インターネットではイス
席は選択できる。しかし、高いマス席が選択できな
い。できるのは専用ダイヤルのみである。また、イン
ターネットではマスSは購入できない。マス席Sは
専用ダイヤルのみで購入できる。当日売りは未定で
ある。また、一般発売前の選考予約でも当選すれば
という条件つきで購入する方法がある。
チケットの販売は合理化されているのだろうが、気に
なるのはインターネットとは無縁の大相撲ファンで
ある。今のままでは国技館から足は遠のく。