大相撲

■名古屋2日目 照ノ富士がみせた粘り相撲

2016年7月11日

今日の稀勢の里
稀勢の里は新関脇魁聖相手に左四つ、上手は
取れないがあわてることはない。魁聖も上手が
取れず、動きが止まった。次の瞬間、稀勢の里
が上手を取って勝負あった。パワー相撲だけ
では下位力士はなかなかくずせない。

この日目を見張ったのは、照ノ富士の相撲で
ある。妙義龍に正面に寄り立てられ、これま
でかと思ったが、踏み留まり逆襲して2勝目
をあげた。先場所の照ノ富士は誰とやっても
勝てないという情けない状態だった。

横綱・大関が高齢化へ突き進んでいるなか、
照ノ富士が優勝争いをしなくて誰がするのだ、
という思いであった。大関白鵬にも8勝7敗、
全休という苦しい時期があった。それを乗り
超えればあとは上がるしかないのだ。今場所
でどこまで復活するかは未知数だが、勝負は
あきらめたとき負けなのである。

白鵬は、隠岐の海相手に立ち遅れたが、力を
抜くことなく勝利した。後の先ではないでしょう
がというアナウンサーの声が聞こえた。後の
先の立ち合いは難しい。

双葉山の後の先の立ち合いは、相手が立てば
いつでも立つ。しかし、立った瞬間は機先を制
している。自分十分でいる。砂に手がつくのは
相手が先だが、砂から手が離れるのは双葉山
が先である。信念の人双葉山にしかできない、
おそらく空前にして絶後の立ち合いになるの
では。
「土俵の目撃者がみた大関稀勢の里」は
サービスで掲載しただけなのに意外な
反響にこっちがビックリ! 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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