大相撲

■名古屋初日 快勝稀勢の里の明日以降を予想

2016年7月10日

稀勢の里はいっそう自信をつけて名古屋にの
り込んできた。初日は、どの力士も緊張する
という。しかし、稀勢の里は先場所同様きわ
めて落ちついている。初日の対戦相手は、注
目の若手の御嶽海。御嶽海は正攻法で奇襲
はない。あわてることなく、寄り切った。もはや、
精神的にもろかったかつての稀勢の里を完全
に脱却している。ますます自信をつけている。

さて明日以降の稀勢の里の対戦相手はどうか。
2日目の対戦相手は関脇魁聖だが、馬力負け
さえしなければ、稀勢の里かなり有利である。
稀勢の里の今後の対戦相手を分類すると以下
になる。

★要注意
栃煌山 もろ差しで出るカタチを許すと危な
い。
宝富士 先手をとられて攻められると注意。
碧山は今場所順当なら対戦しないが、過去け
っこう苦しめられている。
琴奨菊 ここに大関を入れるのははばかれら
れるが、先場所は土俵際まで追いつめられて、
かなり危なかった。立ち合い馬力負けをしな
いことが肝心。

★やや強敵
日馬富士 先々場所、日馬富士に負けている。
嘉風が上位にいないなか、動きで翻弄される
恐れがある相手である。
鶴竜 先場所は鶴竜に痛恨の1敗をきっした。
対戦成績、相撲の取り口からいったら3横綱
の中では一番とりいい相手である。

★強敵 
白鵬 強敵以上の強敵である。白鵬は絶好調
であり、6場所制最強の横綱である。先場所
は立ち合いから組みにいったのが、敗因だっ
た。負けて覚える相撲かな。組みにいっては、
白鵬のほうが上手である。突き押しで離れて
しつこく攻め立てる。四つに組む場合は、後
退させてからである。

今場所の注目は稀勢の里1点であり、1敗し
た時点で場所の興味は半減する。白鵬を追う
展開では優勝はかなり難しくなる。稀勢の里
の優勝条件は、白鵬と対戦するまで並んいで
いくことである。

 

選挙は新聞休刊日まで変更してしまった。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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