五月場所は看板力士の休場が相次いだ。大の里・豊昇龍の2横綱、
安青錦・琴櫻の2大関でずいぶん寂しい場所になった。それでいて
6月のパリ公演は全員参加した。結果が出せるならそれはそれでよ
し。七月場所の注目点は豊昇龍、大の里、安青錦が結果出せるか否
かである。なお、琴櫻には特に注目する点はない。

大関の座を明け渡した安青錦の初日の相手は平戸海であった。特に
難敵というわけではない。問題はケガの影響であった。だが相撲は
安青錦が変わり気味の上手投げで仕留めた。これではケガの影響は
判断できない。できないままの白星スタートとなった。
大の里は2場所連続休場した。よく本場所のカンとか感覚とかいう。
休場が長引くとこれが鈍る。あの大鵬でさえ、5場所連続休場明け
の初日で栃東に負けた。大の里の対戦相手は1度も勝っていない義
ノ富士である

これはまさに大の里試練の勝負であった。大の里が一気に勝負をつ
ければよし。もつれれば危ないと予想した。勝負は後者となった。
最後義ノ藤が押し出した。大の里には残り腰はなかった。大の里は
黒星スタートとなった。なおかつ不安をかなり残した。
豊昇龍は結びで登場した。先場所は1日しか出場せず、1勝もでき
なかったが、全休の大の里よりは上だった。対戦相手は同期の王鵬
だった。だが、果敢に攻めて最後渡し込みで決めた。初日だけだが
豊昇龍は動きがよかった。

それにしても大の里は大丈夫なのか。試練の勝負はまだ続く。