◆４位 新会場IGアリーナで大相撲開催
七月場所の会場は金山体育館、愛知県体育館と使用されてきた。愛
知県体育館の老朽化にともない今年から新設されたIGアリーナに移
った。最近できた会場だから近代的な建築物と想像し、期待した。
実際は逆だった。まず、２階からの入場だった。奇をてらったのか。
１階から入退場できないのは欠陥である。だからすべての席はくだ
っていかねばならない。特にマス席・たまりは大きくくだっていか
らなければならない。
さらにマス席・たまりに行くのにわずか４通路しかない。また、正
面イス席のラウンジ席は封鎖されて特別席になっている。こんな席
を設ける必要性があるのか。一言でいうと利便性の悪い会場である。
帰りは猛暑の中わざわざ遠回りをさせている。
３階から５階は使用されていない。理由は青房・赤房・黒房・白房
で土俵が見えにくいせいと考えられる。３階にまばらにいた方はIG
アリーナに広告をだしている関係者らしい。愛知県体育館のほうが
はるかによかった。
ＫＷ氏が４位にＡ氏が５位にＴ氏が６位に、ＩＫ氏が７位にＳ氏が
９位にあげている。
◆３位 元白鵬の宮城野が協会を去る
始まりは2024年２月宮城野（元白鵬）の弟子北青鵬の弟弟子への悪
質な暴行・いじめに対する処分がくだされたことだった。北青鵬は
引退、師匠の宮城野は適切な対応せず、協会への報告の遅れから師
匠失格となった。減給処分及び二階級降格で平年寄になった。師匠
代行で玉垣（智ノ花）が三月場所終了まで務めた。
４月から宮城野部屋全員が伊勢ヶ濱（元旭富士）部屋へ移籍となっ
た。元白鵬の宮城野は親方修行というわけである。だが、１年たっ
ても宮城野部屋復興の話題はでなかった。そんなとき週刊誌で宮城
野が協会を辞める、という報道が出た。宮城野は否定していた。
そしてついにその時がきた。元白鵬の宮城野の退職が決定した。６
月９日付で協会を離れることになった。五月場所後も宮城野部屋復
活の話は出ず、宮城野部屋復興のめどが立たなかった。浅香山部屋
で預かるとか期限は十一月場所までという話がにわかに出てきた。
だが、元白鵬はそれでも思いとどまらなかった。協会も引き留める
動きはなかった。
裁判で期間をいわない判決はない。協会のあいまいな姿勢が招いた
結果である。あるいは白鵬の追い出しに動いたのか。そんな疑念が
感じられる。元白鵬が協会を去るのは残念でならない。
Ｔ氏が１位にＫＷ氏が３位に、ＩＫ氏が４位にＳ氏が５位にＡ氏が
６位にあげている。
