■22福岡初日 明暗分け、激闘うずまくなかで開幕

初日そうそうかくも盛大にご来場いただき誠にあり
がとうございます。とはいかない観客数だった。か
なり空席が目立った。マス席3列がブロックとなっ
て四方に空席をつくっていた。横綱の休場は確かに
痛い。正代のカド番、御嶽海の大関降格といい話題
からはほど遠い。残った力士が必死で相撲を取るし
かない。

初日から豊昇龍と琴ノ若の成長株同士が組まれた。
これに勝利するか敗北するかは天と地ほど違う。相
撲は、琴ノ若が果敢に攻めた。だが、土俵際で勝利
をのがした。物言いがついたが、かろうじて残した
豊昇龍が勝利した。明暗を分けた一番となった。

明=豊昇龍 暗
=琴ノ若
<明=豊昇龍 暗 =琴ノ若>

初日激闘となった取組は若隆景対高安戦であった。
とにかく高安の闘志を超えた激しさが若隆景を圧倒
した。まるで三月場所の優勝決定戦のリベンジのご
とく映った。高安がこんな気合いがはいった相撲が
取れるなら期待できそうである。

高安激しい相撲で若隆景に勝利
<高安激しい相撲で若隆景に勝利>

十一月場所で2回優勝している貴景勝は存在価値
を示せるか。初日は同じ押し相撲の大栄翔であっ
た。相撲は貴景勝の威力ある押しがまさり、問題
にしなかった。同じ大関の正代が初日から翔猿に
根負けしたような相撲では期待しにくい。貴景勝
は今場所こそ優勝争いに加わらなくては、大関の
面目丸つぶれになる。

貴景勝、大栄翔に圧勝
<貴景勝、大栄翔に圧勝>

逸ノ城が湊親方と不仲だという。それもかなり深刻
そうである。そうした先例に双羽黒がいた。結局双
羽黒は相撲界を去っていったが、同じことを繰り返
してはいけない。相撲は、逸ノ城が先場所優勝した
玉鷲を圧倒した。強さを発揮したが、今後が気にな
る。

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この記事を書いた人

相撲専属フリーライター・写真家。ペンネーム電光力。日本経済新聞社の記者を15年務め、日経HRの編集者を経て独立。2014年から大相撲ブログ「土俵の目撃者」を運営し、毎場所ほぼ全ての本場所を取材、土俵際から自ら撮影。撮影したリングサイド写真は9万枚を超える。にほんブログ村「相撲・大相撲」カテゴリ ランキング1位。

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