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椅子席からの風景

東京での本場所観戦は桝席だが、日本大相撲トーナメント
第39回大会では2階の椅子席で観戦した。本場所でいうと
自由席にあたる背後に壁がある箇所である。この席で
気付いたことがいくつかある。
1.かなり土俵が急角度に見えること
2.2階は横通路が3箇所あるが、どこでも人が通れば
土俵が見えなくなる。
3.座高の高い人が前にいれば、やはり土俵が隠れる。
4.椅子の幅は狭く、両隣から圧迫感がある。
5、トイレまでは距離がある。
などなどけっこう不慣れのせいもあり、やや苦痛の観戦と
なった。
150208トーナメント十両・講座 581
≪椅子席から見た相撲講座様のようす>
 
地方場所はどうだろうか。地方場所の椅子席は桝席の
延長で見やすいし、両隣が座っても圧迫感はない。ちなみ
に地方場所の椅子は国技館の椅子席A、椅子席Bのように
ふかふか感はない。ところで地方場所には桝席1人分の
料金より高い椅子席があるのをご存知だろうか。大阪
場所の椅子SS席9800円はペアシート及び桝席Cの一人分
9500円より高い。大阪ならではの特色である。
150208トーナメント十両・講座 525
<桝席から見た相撲講座のようす>
 
蔵前国技館では柱の後ろまで席があり、有料だったことが
友人と今でも語り草になっている。蔵前国技館では駐車場
から支度部屋がのぞけたし、支度部屋から出入りする力士
を見ることができた。お客さんの入り口は2箇所あり、
お茶屋は入り口の外にあった。なお、蔵前国技館の風景は
ちばてつや作漫画のたり松太郎に詳しく描かれている。
そちらをご覧いただくと行ったことのない方でも光景が
浮かんでくると思う。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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