大相撲

番付!もう一つの考え方

2019年6月24日

7月番付
七月場所の番付が発表された。予想外と思わ
れている点が、朝乃山が新小結ではなく、
筆頭に留まったことではないだろうか。五月
場所、竜電西5枚目で10勝5敗、朝乃山西8
枚目で12勝3敗である。数字のみを比較する
と朝乃山が竜電の上にくると思われる。考え
られるのは、竜電が横綱・大関戦が3番ある
のに対し、朝乃山は1番のみである。この点
から竜電が新小結になったのでは。
190526千秋楽表彰 434
<先場所優勝した朝乃山>

幕内は2つある。横綱・大関と対戦圏内と
そうでない2つである。番付は基本的には
関脇以下の編成である。極端にいえば関脇
以下の成績だけで編成してもおかしくはない。
ただし、幕下以下の8番相撲のように勝てば
勝ち得、負けても負け扱いしない、これを
横綱・大関戦に適用するとどうなるか。それ
が以下の五月場所成績表である。
番付!A
<横綱・大関戦の敗戦を除いた成績>

これだと竜電が朝乃山の上に位置することに
なる。逸ノ城は関脇にいながら途中休場が
影響して横綱・大関戦が0である。北勝富士、
遠藤、大栄翔は勝ち越すことになる。横綱・
大関と対戦するしないの差はそれほど大きい
のである。
190513二日目十両 436
<新小結竜電>

今回予想で頭を悩ました点は下位である。
前頭11枚目、12枚目は空白で、13枚目以下
8人枠に14人が集中することになった。その
結果上昇、下降は次のようになった。

大翔鵬9-6東16→西9+6.5
琴恵光8-7西15→東10+5.5
嘉風 4-11西6→東11-4.5
錦木 5-10東9→西11-2.5
栃煌山6-9西11→東12-0.5
輝  5-10東10→西12-2.5
千代丸7-8東13→東13現状維持
佐田の海7-8西13→西13現状維持
炎鵬 7-8西14→西14現状維持

以上の力士は勝ち越しで大幅アップ、負け
越し力士は小幅ダウンとなった。負け越し
て現状維持もある。

先場所13勝2敗で十両優勝した貴源治が入幕
した。西10枚目に位置した。22歳の若武者は
明日のホープとなって旋風をおこせるか。
190520九日目南門 007
<新入幕貴源治>

十両では琴鎌谷改め琴ノ若が十両入りした。
朝青龍の甥豊昇龍が幕下2枚目まであがって
きた。十両入りをねらえる地位まできた。
まだ負け越しを知らない。大鵬の孫、貴闘力
の息子納谷が幕下6枚目まで番付を上げて
きた。元大関の照ノ冨士が幕下まで番付を
戻した。

七月場所は第一日曜に初日をむかえる。

雨の多い季節です。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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