大相撲

■初2日目 変身鶴竜

2018年1月15日

鶴竜は想像以上に復活している。この日は
前日稀勢の里を倒した若手の成長株貴景勝が
相手である。だが、鶴竜は踏み込んで、突き
押しを封じて圧勝してしまった。最近はひ弱
な鶴竜のイメージしかなかっただけに、たく
ましく変身した鶴竜に目をみはった。まだ
2日目だから材料不足かもしれないが、期待
できそうな予感がする。

鶴竜といえば、横綱としての存在感がどう
しても薄い。優勝を争った場所が少ないから
である。鶴竜は横綱になって13勝以上あげた
のは、わずか1度しかない。横綱初優勝は
昇進後9場所目という遅さであった。横綱
優勝間隔は6場所である。優勝、好成績から
は縁遠かった。
180114初日十両幕下途中 966
<鶴竜>

鶴竜はうまさで勝負するタイプである。とこ
ろがうまさは、ときとしてパワー相撲に粉砕
される。力、技を制す。これまでの鶴竜は
パワー相撲に対してときには引いたり、はた
いたりして負けを呼び込んできた。

しかし、今の鶴竜は押されないどころか、
力強ささえ感じさせる相撲である。今場所は
進退をかける場所だが、精神的に追い詰め
られている、という悲壮感は感じさせない。
鶴竜が強い場所は面白くなる可能性がある。

すでに大阪場所へ動き出している方がいます。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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よしなに
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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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